初めての単品ウェッジ! 初心者が知っておきたい選び方のキモ

アイアンセットは5番(もしくは6番アイアン)からピッチングウェッジまでがセットで売られていることがほとんどです。

そしてアプローチウェッジやサンドウェッジはそれぞれ単品ウェッジを購入するのが最近のトレンドです。

多種多様な単品ウェッジから自身に合ったものを揃えるのがクラブセッティングの醍醐味でもあるんですが、ゴルフを初めたばかりの人にとっては何を基準に選べば良いのかわからないかもしれませんね。

そこで今回はウェッジ選びの基本をわかりやすく説明していきます!

まずはロフト角を知ろう!

ウェッジ

ウェッジ選びで一番重要なのがロフト角。

ゴルフクラブをよく見ると、フェース面にそれぞれ角度(傾斜角)がついています。

ドライバーは傾斜角が小さく、フェース面はほぼターゲット方向に向いている感じです(ロフト角8〜12度くらい)。

そしてサンドウェッジになると傾斜角が強くなり、フェース面は上側を向いています(ロフト角54〜60度くらい)。

ロフト角はシャフトの長さとともに飛距離を決定する数値の一つになりまして、ロフト角が小さいとボールが上がりづらい代わりに飛距離が出ます

ロフト角が大きくなればなるほどボールは高く上がり、スピンもかかるぶん飛距離は抑えられます。

そのため一番飛距離の出るドライバーはロフト角が小さく、フェアウェイウッド、ユーティリティー、アイアン、ウェッジの順にロフト角が大きくなっていきます。

このロフト角は1番手ごとに4〜6度刻みになっているのが一般的です。

これによって番手ごとに均等に10〜15ヤードの飛距離差が生みだされます。

しかしここで少し問題点が・・・。

それは最近のゴルフクラブは多様化していまして、同じ番手でもモデルやクラブメーカーによってロフト角が微妙に違うのです。

ピッチングウェッジを例にした場合、プロゴルファーや上級者が使うモデルはロフト角が45度〜48度くらい。

いっぽうで初心者やシニア向けのモデルだとロフト角が43〜45度くらいになります。

最適なウェッジを選ぼうとした場合は、自分が使っているピッチングウェッジのロフト角を確認してから選ぶことが大事です!

基本はロフト角50、56度の組合せがオススメ

それでは本題のウェッジ選びといきましょう。

最初にお話したように、ピッチングウェッジはアイアンとセットで購入することがほとんどになりますので、残りのアプローチウェッジとサンドウェッジの2本を選ぶことになります。

ウェッジ選びで一番重要なのは先ほど触れたロフト角

アイアン、ピッチングウェッジの流れでロフト角が等間隔になるように選ぶのがベストとなります。

しかしここでさらに問題!?があります。

それはプロアマ問わずに日本人ゴルファーはアプローチウェッジが52度、サンドウェッジが58度のロフトピッチ52,58度の組合せを好むということ。

おそらく以前から日本人プロゴルファーたちが好んでこの組合せを取り入れた影響だと思うのですが、これがちょっと問題ありなのです。

プロゴルファーや上級者はピッチングウェッジのロフトが46度前後なので、52、58度の組合せでロフト角がちょうど6度刻みとなります。

しかし一般的なアマチュアゴルファーだと、52度のアプローチウェッジを選択してしまうとピッチングウェッジとのロフト角の差が空きすぎてしまいます

(ピッチングウェッジのロフト角が43度だとその差は10度近くにもなります!)

さらに、サンドウェッジはロフト角が56度より寝てしまうと操作性がシビアになります。

わずか2度と侮るなかれ。

58度のサンドウェッジはスピンなどが入りやすいぶん、アマチュアにとっては非常に難しいクラブなのです。

にもかかわらず人気プロが使っている、見た目がカッコいいからと52,58度の組合せのウェッジを選んでしまうと、後々非常に苦労してしまう可能性が非常に高いです。

アマチュアゴルファーにオススメなのはアプローチウェッジが50度、サンドウェッジが56度のロフトピッチ50,56度の組合せ。

これならピッチングウェッジからだいたい6度刻みになりますし、グリーンまわりのアプローチショットも打ちやすくなると思います。

少し(かなり!?)こだわるなら

・ストロングロフトのアイアンセット(ピッチングウェッジのロフト角43度くらい)を使う場合は48度のアプローチウェッジと54度のサンドウェッジで48,54度の組合せ

・アプローチウェッジを1本増やしてロフトピッチ48,52,56度の組合せ

上のような組み合わせでもロフトピッチが等間隔になるのでプレーがしやすくなります。

ロフトを決めたら次はシャフトとバンス角に注目

ウェッジの写真

ウェッジ選びでロフト角以外にポイントになるのがシャフトとバンス角です。

まずシャフトについて考えてみましょう。

基本的にウェッジはアイアンよりもクラブ重量が重いほうがいいとされています。

ですから、アイアンのシャフトがスチールシャフトならウェッジもスチールシャフトにしましょう。

アイアンのシャフトがカーボンの場合は、ウェッジはカーボンシャフトとスチールシャフトのどちらでもアリです。

アイアンがカーボンシャフトの場合、ウェッジのシャフトはスチール、カーボンのどちらも考えられます。

カーボンシャフトとスチールシャフトでは特性や振った感覚がかなり変わるので、フルショットした時にアイアンと同じ感覚を求めるならウェッジもカーボンシャフトで合わせたほうがいいと思います。

次にバンス角です。

まずバンス(バウンス)角とはクラブヘッドの下側の膨らんだ部分についた角度で、クラブによって変わりますが、だいたい4〜14度くらいついています。

一般的にはバンス角が多いほうがアプローチで芝を滑ってくれる上、バンカーショットが簡単になります。

反対にバウンス角が少ない場合は、操作性が増し、フェースを開いて使うゴルファーに合うとされています。

初心者のウェッジ選びにおいては、バンス角が10度以上あったほうが良いでしょう。

好みはありますが、アプローチウェッジで10〜12度、サンドウェッジで12〜14度くらいのものなら難しく感じることはないはずです。

単品のウェッジに抵抗がある場合は…

いかがでしたか?

できるだけわかりやすくお伝えしたつもりですが、初心者がいきなり単品ウェッジを選ぶのは難しいかもしれませんね。

そんな悩める初心者の皆さんはぜひ“A”と“S”のウェッジを選んではいかがでしょうか。

実は市販のアイアンセット(特に国内メーカーモデル)のほとんどはピッチングウェッジ同様に、オプションでアプローチウェッジとサンドウェッジが販売されています。

(クラブヘッドにそれぞれ“A”と“S”の刻印が入っていることが多い。)

アイアンセットの流れでメーカーが用意していますから、シャフトはもちろんロフトピッチやバンス角もバランスよく設定してくれています。

これなら余計なことを考えずに安心して購入できますし、ウェッジ選びで失敗することもなさそうですね。

まずはアイアンセットのアプローチウェッジとサンドウェッジを使い、上達に合わせて単品ウェッジに挑戦していくのは非常に良いと思います。

以上、皆さんのウェッジ選びの参考になれば幸いです。

それではまた!

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