あなたはドロー派?それともフェード派?持ち球を決めて方向性を安定させよう!
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ティーショットでOB連発、せっかくフェアウェイど真ん中からグリーンを狙っても上手くグリーンに乗せられない…。
スコア110切りや100切りを目指す皆さんのなかにはこういったショットの方向性に関するお悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
そんな皆さんに限ってショットの前や練習場でこのように考えているはずです。
『どうやっったら真っすぐに打てるのか!』
『ボールを曲げたくない!』
しかしながらこの“真っすぐ飛ばそう”という意識こそがゴルフを難しくしているのです。
■まっすぐ打つのは至難の業!
ゴルフというスポーツはいかに少ない打数でカップインするかを競うスポーツです。
もちろん飛距離が出ることはアドバンテージになるのは間違いありません。
しかしドライバーでいくら飛距離が出ても、左右に大きく曲げてしまってOBゾーンや深いラフに入れてしまっていては、いつまでたってもスコアは良くなりません。
特にスコア110切りや100切りを目指すビギナーの皆さんは、まずは飛距離よりも方向性を良くすることがスコアを良くする絶対条件だと考えて欲しいものです。
ただ、そこで多くの皆さんは
方向性を意識する=まっすぐ打つ
このように考えてしまいます。
凄く当たり前のことのようにも思えますが、実はこれこそがゴルフを難しくしている最大の理由だといっても過言ではないのです。
というのもゴルフで一番難しいのはストレートボールを打つことだから。
実際に真っすぐボールを飛ばすのはプロゴルファーにとっても難しいことなのです。
プロやシングルハンディの上級者はボールを真っすぐ飛ばそうと思えばできるはずですが、ゴルフは野外の自然のなかで行うスポーツ。
仮に真っすぐ打ち出したしても、風が吹けばその影響を受けて曲がってしまうわけです。
さらにこの風というのは非常に厄介で、それまでは無風に近くても打つ直前で吹き出したり、ショットを打つ地点と上空やグリーン地点では風向きが違ったりなんていうのは日常茶飯事なのです。
ただでさえボールの方向性が安定しないのに、それに加えて風の影響を受ける。
プロゴルファーや上級者でも真っすぐ打つのは至難の業なわけですから、一般のアマチュアゴルファーが常に真っすぐボールを飛ばすのは宝くじの当選確率よりも難しいことなのかもしれませんね。
■上手い人ほどまっすぐ打たない!?
まっすぐボールを打つのが非常に難しいことはご理解いただけたと思いますが、それではプロゴルファーや上級者と呼ばれるアマチュアゴルファーはどうやって方向性を安定させているのでしょうか。
極力曲がらないようにできるだけ真っすぐに打ちだしている?
いえいえ、実はその逆で敢えて真っすぐ打たないのです!
わざとボールを曲げていると言ったほうがいいかもしれませんね。
いろいろなサイトでプロゴルファーのプロフィール目にすることがあるかもしれませんが、そこに“持ち球”という項目を目にすることがあるかと思います。
なかには持ち球がストレートと記載されている場合もありますが、それはごくごく少数派であり、全体の1割にも満たないと思います。
ほとんどの場合はドロー(フック系)かフェード(スライス系)のいずれかを持ち球にしているはずです。
つまりはゴルフがうまい人ほどボールを曲げながらターゲット(ティーショットの落としどころやグリーン)を狙い、方向性を調整しているのです。
言い換えればボールの曲がる方向を一定にするということですね。
まがる方向が一定であれば、ミスヒットをしたとしてもミスの許容範囲が減らしやすく、たとえ風が強かったとしても曲がり幅を計算しやすいというメリットがあります。
■一定の方向に曲がるかがカギ
もしあなたが方向性をアップしたいと望むのなら、そのための第一歩は曲がり幅よりも曲がる方向をある程度一定にすることだと肝に銘じてください。
トッププロを指導するような有名コーチからすると、ドライバーショットで打ち出し方向から10mくらい曲がるようなスライスボールなら、アマチュアにとっては立派なフェードボールと言って構わないそうです。
たしかに余程狭いホールではない限り、フェアウェイど真ん中からやや左に打ち出せば、10mくらいスライスしてもボールは右のラフ、上手くいけばフェアウェイ右側を捉えてくれるかもしれません。
ボールが曲がることを極端に恐れたり、左右どちらにも曲がってしまうという不安を抱えるよりも、『ある程度ボールが曲がってもかまわない』と割り切ったほうが意外とミスは減るものなのです。
そう思えるようになるためにも、フック系かスライス系のどちらか一定方向に曲がるように意識するとよいでしょう。
そうすることでミスの許容範囲がかなり大きくなりますし、OB数を減らしてスコアを縮めることにもつながるはずですよ♪
大事なのは“曲がり幅”よりも“一定の方向に曲がるか”。
さっそく練習などで実践してみてください!
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