アイアンの構造を知っておこう! リーディングエッジとバンスについて解説
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初心者やこれからスコア110切り、100切りを目指そうという皆さんのなかにはアイアンショットが苦手だという悩みを抱えた人が多くいるのではないでしょうか。
せっかくティーショットをフェアウェイど真ん中のチャンスにつけたのに、次のアイアンショットでダフリやトップのミスをしてしまう…。
そんな苦い経験を繰り返さないために、まずはアイアンというクラブの構造を知っておきませんか?
というわけでさっそく、アイアンにおける仕組みを語る上で重要な「リーディングエッジ」と「バンス」の役割について説明をしていきましょう。
リーディングエッジとは?
まずはリーディングエッジです。
リーディングエッジとは、フェースの最下部にあるフェースとソールの境界線のことを指します。
その形状からゴルフクラブの『刃』とも呼ばれることもありますね。
リーディングエッジは、インパクトでボールを捉えるときにとても大切な部分になります。
どうしてクラブのリーディングエッジが大切なのかというと、それはスイングをした時にボールに対して一番近い場所にあるからです。
ゴルフにおいてナイスショットになるか、ミスショット(ダフリやトップ)になるかは、クラブフェースが、どのようにボールに当たるかで決まります。
そうなるとクラブフェースの先頭のリーディングエッジがどのように入っていくかは非常に重要になってきます。
アイアンの場合、このリーディングエッジをボールの真ん中(赤道部分)から下に当てることで、そのままボールをフェース面に乗せることができます。
そこからクラブが緩やかなダウンブローの軌道でボールをとらえていくことで、ボールに適正なバックスピンがかかりボールが浮き上がり、結果としてナイスショットになります。
ただ多くのアマチュアの場合はこのリーディングエッジをボールと地面の接地面ギリギリに入れていこうとします。
(おそらくこの接地面をにクラブを入れてすくいあげるようにしないとボールが上がらないというイメージがあるのでしょう。)
そうするとクラブがボールに当たる前にリーディングエッジが地面に刺さってしまい、結果としてダフリやザックリのミスが起きてしまいます。
またリーディングエッジがボールの赤道部分より上部に直接あたってしまうと、今度はトップのミスになってしまいますので、これもまた注意が必要です。
バンス(バウンス)とは?
バンス(バウンス)とはアイアンのヘッドを接地した場合に、地面とクラブのソール部のなす角度を示し、その角度はバンス角とも呼ばれます。
またはソールの膨らんだ部分だと思ってもらえればいいかと思います。
バンス角が大きいとバンカーショット時にクラブが潜らないため、サンドウェッジにはとても重要な要素だといえますし、特にアマチュア向けのサンドウェッジにつてはロフト角を大きくしてある場合が多いです。
またバンス角が大きいと、ラフからゴルフボールをショットする場合でもゴルフクラブが必要以上にラフの中へ潜ってしまうことをバンスが防いでくれます。
このようにサンドウェッジにはなくてはならないバンス角ですが、バンス角が大きいデメリットとしては、通常のフェアウェイで使用すると、トップのミスが出やすくなるということです。
バンスの膨らみが邪魔をしてクラブが地面に跳ねつけられることで、リーディングエッジがもろにボールに当たってしまうわけですね。
このようにバンス角はプレーヤーのプレースタイルによって角度を選ぶ必要があります。
またバンスの説明をするためにウェッジを引き合いに出しましたが、バンスについてはアイアンセットにも注意が必要です。
アイアンの場合はウェッジのようにバンス角はついていないわけですが、国内モデルはバンス角が3度以内のモデルがほとんどなのに対して、海外モデルのアイアンはバンス角5~9度のハイバンスの場合が多いです。
もし海外モデルのアイアンを使っていて、フェアウェイからのトップが多いのならば、スイングそのものよりも、クラブのバンスが影響を与えている可能性が高いかもしれませんね。
エッジとバンスを意識してみよう!
このようにリーディングエッジとバンスの役割やミスとの関連性を知っておくだけで、スイングのイメージはかなり変わってくると思います。
例えばトップのミスであれば、ミドルアイアンの場合はボールの上半分(赤道部分より上)に直接リーディングエッジが当たっている可能性が高く、アプローチであればバンスが地面で跳ね返されてリーディングエッジがもろにボールに当たっていることが考えられます。
あとはアプローチの場合は、ボールを上手くすくい上げようとし過ぎてバンスが地面に跳ねつけられるようなクラブ軌道になっているかもしれませんね。
ダフリやザックリのミスが多い人の場合は、リーディングエッジがボールの手前の地面に直接刺さっていくことが主な原因だと考えられるので、もっとクラブの軌道を緩やかにしてクラブのソール部分を滑らせるくらいの気持ちでスイングしていけばミスを防げるかもしれません。
まとめ
今回はアイアンの構造についてお話してきました。
これまで話したように、(ウェッジを含めた)アイアンはリーディングウェッジとバンスを意識するだけで。ミスショットが劇的に改善されるかもしれませんよ。
ぜひ次回の練習やラウンドでお試しあれ!!
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