スイングを変えずにスコアアップ! イメージ力を身につけましょう【プロキャディ出口のゴルフ講座】
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golf triggerをご愛読の皆さんこんにちは‼️
今日は私が先日行ったジュニアゴルファーへのラウンドレッスンの模様をお伝えしたいと思います。
“スイング”以外のレッスン
ラウンドレッスンといっても、私はキャディですのでラウンドレッスンではスイングについてのアドバイスは一切行いません。
私が行うのは、朝のスタート前の練習方法、コースマネジメント、あらゆる場面でのメンタルを切り替えるテクニック、ルーティーンについてのアドバイス。
そしてラウンドレッスンに参加していただいた方限定の特別レッスンを行います。
なぜ私がスイングに関してのアドバイスをしないかというと、、
スイングのコーチでもないですし、資格も待ってないのでアドバイスをしないのは当たり前なんですが、、、
運動力学と運動生理学の観点から考えれば、ゴルフを始めて5年以上経過したゴルファーがスイング改良を試みてもほとんどのゴルファーが不可能であると証明されており、例えスイングの改良が成功したとしてもかなりの時間がかかってしまいます。
例えば、マシュー・ウルフ選手、ジム・フューリック選手、横峯さくら選手のスイングは教科書と明かにかけ離れています。しかし、彼らは誰もが認める一流選手です。
個性的なスイングが良いか悪いかという問題ではなく、自分のスイングを信じてショットするから一流なのです。
逆にいくら素晴らしいスイングの持ち主でも自分のスイングを信じていなければ最高の結果を出す事はできません。
なので私は悩みが深くなるスイングに対してアドバイスするよりも、調子が悪い時にでもスコアをまとめる方法をレッスンで取り扱います。
- 風の読み方
- 風に対する番手の選び方
- ライの見方
- グリーンのセーフティーゾーンの見つけ方
- パッティングのイメージの作り方
- ルーティーン
- ボギーの後の気持ちを切り替えるテクニック
などなど、、、。
それでは、先日行ったジュニア向けイベントでのラウンドレッスンを例に、解説していきたいと思います。
声に出して弾道をイメージする
ラウンドレッスンの内容を少し説明させていただくと、攻め方や、ボールの落とし所、球筋などを声に出して説明してもらいます。
声に出して説明する事でイメージ力が鍛えられ、脳はそのイメージを現実化しようとします。
実際に試合が始まれば、あらゆる状況に対して1人で ”考え”、 ”決断”していかなければいけません。その全てを想定して練習メニューを作っていきます。
考えたり、決断していくトレーニングでもあるので”本番力”が確実に身につきます‼️
スイングを変えるより即効性があり、スコアを確実にアップする方法はほかにもあります。
今後も、golf triggerの別企画などでもご紹介できたらと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
出口慎一郎
ツアープロキャディー。杉澤伸章氏の元で修行を積んだのち、片山晋呉、星野陸也などを始めとするトッププレーヤーのキャディとして活躍。スポーツメンタルトレーナーの資格を持ち、現在は脳科学も勉強中。多彩な経験を生かし、ライターとしても活動の幅を広げている。
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