【速報】松山英樹選手PGAツアー7勝目!
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PGAツアー『ZOZOチャンピオンシップ』の最終日が2021年10月24日、千葉県のアコーディア習志野カントリークラブで行われた。前日終了時点で2位と1打差の単独首位につけていた日本の松山英樹が、2イーグル、3バーディでスコアを伸ばし、トータル15アンダーでホールアウト。昨年はタイガーウッズが相手の2着に敗れた習志野の地で雪辱を果たし、米ツアー7勝目を挙げた。
ハイライトシーンは、2打差で迎えた最終18番ホール。ティーショットをフェアウェイに置くと、残り240ヤードほど残ったセカンドショット。レイアップという選択肢も考えられるなか、5Wで2オンを果敢に狙い、見事に成功。テレビ中継のカメラでは、ボールが一瞬カップと重なり、チップインしたかと思えるほどのスーパーショットを放ち、優勝をグッと近くに手繰り寄せた。
優勝を争っていたトリンゲール(アメリカ)が2打目を曲げトラブルを招き、4オンになったことで優勝には3パットしてもOKといった状況。そんななかでも、残ったイーグルトライをしっかりと決め、トータル15アンダーで逃げ切り、米ツアー7勝目を挙げた。
今年、無観客で行われた東京オリンピックでは、銅メダル(3位)争いのプレーオフに敗れ悔しい思いをした松山英樹。今回は上限5000人とはいえ、日本のファンに囲まれてのラウンドで、声援の後押しもあったはず。コロナ禍で苦境を迎えていたプロゴルフ界を、明るく照らすかのようなVだった。
今後、PGAツアーで8勝目を挙げた場合は、アジア人最多タイに並ぶ。今後の松山英樹の活躍に注目しつつ、また来年、できれば今年よりも多くの観客が入場できる状況になって、ディフェンディングチャンピオンとして習志野の地に戻る松山の姿を楽しみに待ちたいところだ。
◆松山英樹選手のプロフィール
レクサス所属。名だたるプロゴルファーを輩出する東北福祉大学の出身で、在学中にマスターズに出場。ローアマを獲得し脚光を浴びる。プロ転向は2戦目でいきなり優勝すると、2014年のメモリアル・トーナメントでPGAツアー初制覇。2021年のマスターズを優勝し、日本人で初めてグリーンジャケットに袖を通した。
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