グリーンまわりのアプローチでミスをしないための考え方とは
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ゴルフでスコアをまとめたいならやっぱり100ヤード以内、とくにグリーンまわりのアプローチを強化したいところです。
しかしながらアベレージゴルファーはグリーンまわりのアプローチをにがてにしている人が多いのも事実。
プロゴルファーのように常に寄せワンを狙いにいくことはできなくても、一発でグリーンをとらえることができたならプレーに余裕ができるというものです。
そこで今回はグリーンまわりのアプローチでミスをしないための考え方をいくつかご紹介したいと思います。
◆基本は“転がすこと”を考える
グリーンまわりのアプローチのといえば大きく分けるとピッチアンドラン、ロブ、ランニングアプローチの3種類があると思います。
では我々アベレージゴルファーはどのアプローチを選択すればよいのかというと…。
それはランニングアプローチでしょう。
多くのアベレージゴルファーがピッチエンドランが基本のアプローチだと思い、さらにプロゴルファーのようにサンドウェッジを使ってグリーンまわりのアプローチにチャレンジします。
しかしこれがミスを呼ぶ原因となっているのが本当のところ。
サンドウェッジはロフトが寝ている(56度前後)ので、確かにボールが上がりやすいです。
しかしどんなライからでも優しく打てるかというと渇してそんなことははありません。
サンドウェッジにはバンスと呼ばれる出っ張りに特徴ががありまして、このバンスは砂から簡単にボールを出すために存在するものです。
バンカーショットではこのバンス部分で砂をエクスプロージョンさせてその勢いでボールを飛ばすのですが、逆に通常のフェアウェイの薄い芝からだとこのバンスが地面に跳ね返ってトップするミスが多発してしまうのです。
サンドウェッジというのは元々クラブの刃の部分であるエッジの入れ方が非常にシビアですし、スピン量もコントロールしないとショットを成功させる確率は高くなりません。
ピッチエンドランの場合、このスピン量次第でキャリーとランの割合がかなり変わってしまいます。
アベレージゴルファーがこの割合をある程度一定にするのは至難の業。
逆にこれをコントロールしようと過剰に意識しすぎると、今度はインパクト前後でスイングを手で調整してしまうので、ザックリのミスが頻発してしまいます。
ですので基本はできるだけランニングアプローチで“転がすこと”をファーストチョイスにするようにしましょう。
使うクラブはアプローチウェッジやピッチングウェッジがお勧めですよ。
◆パターを使って徹底的に転がす!
“転がす”ことをファーストチョイスにするなら、ウェッジではなくパターを使うのもお勧めです。
ボールがグリーンからエッジから2m以内のラフにある、グリーンエッジからピンまでの距離が近くて足を使ったアプローチができない場合などは、パターを使って転がしたほうが案外ピンによる可能性が高いです。
パターはグリーン上でしか使ってはいけないというルールは存在しませんし、パターならトップやザックリの大きなミスをすることはないと思いますから、アベレージゴルファーはグリーンまわりからもっとパターをつかうべきです。
気をつけたいてんとしては、ボールがラフの中にすっぽり覆われているとき。
こういうときは事前にかなり練習を積んでいないとパターを使うのは厳しいでしょう。
ただボールが半分でも芝から顔を出してくれていればパターを使っていけると思います。
ラフではかなりボールが抵抗を受けます。
グリーン上の半分くらいしか転がらないと考えて打つようにしましょう。
ラフからグリーンエッジまで5ヤード、エッジからピンまでが10ヤードくらいあるようなら、20ヤードのパットを打つつもりでストロークすれば、ピンからそこそこのところまで寄ってくれるはずです。
◆SWは最後まで前傾姿勢を崩さないことが大切!
グリーン周りからは基本転がし系のアプローチを行ってほしいわけですが、どうしても転がし系のアプローチが使えない場面があります。
バンカー越えのアプローチが代表的なシチュエーションですね。
こういう時はピッチショットを行うしかないのですが、ここで注意したいことが3つあります。
まずは必要以上にボールを上げようとしないこと。
イメージではどうしてもロブ系の弾道を意識しやすいですが、必要以上にボールを上げようとすると逆にトップやザックリのミスで目の前のバンカーにボールが吸い込まれることに…。
多少ピンからオーバーしても構わないからピッチエンドランのショットを打つくらいの感覚で打つようにしましょう。
次に気をつけたいのはアドレスでのボールの位置。
必要以上にボールが右寄りになっていませんか?
グリーンまわりのアプローチではボールを右足の前になるようにセットしがちですが、それではボールは上がりづらくなるだけですよ。
フルショットを打つくらいのボール位置(真ん中より)を意識するようにしましょう。
そして最後に気をつけたいのは前傾姿勢をキープすること。
ゴルフスイングの基本は前傾姿勢なのは皆さんご存じかと思いますが、これはアプローチショットのような小さなスイングでも同じこと。
スイングが小さいうえにボールを高く上げようとすると、自分自身が思っている以上に前傾姿勢がほどけているものです。
アドレス時だけでなくインパクトからフォローにかけても前傾姿勢のキープを意識してみてください。
前傾維持ができているとボールの弾道も勝手に高くなるはずですよ。
◆まとめ
いかがでしたか?
基本は転がし系のアプローチをチョイスして、ピッチエンドランやピッチショットを選択する場合はボールの位置や前傾姿勢のキープを意識して自然にボールが上がるようにする。
たったこれだけでもアプローチの精度がかなり上がると思いますので、気になった方はさっそく試してみてくださいね。
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