スコア100切りのために役立った練習や書籍を紹介します!(前編)
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ゴルフは3回も楽しめるゲームだ。すなわちコースに行くまで、プレー中、プレー後である。ただし内容は、期待、絶望、後悔の順に変化する。
アーサー・バルフォアというイギリスの元首相が残した言葉だそうです。
アマチュアゴルファーなら誰もが共感する、うまい表現ですよね。
特に、ゴルフを始めてからの最初の関門は“100切り”ではないでしょうか。
「100を切るぞ」と意気込んでコースへ行き、見事に返り討ちに遭います。
ということで今回は、100切りのために私が実践した練習で、役に立ったことついて私見たっぷりに書いていきます。
この記事を読んでいただくと、100を切るためにどのような練習が役に立つのかが分かります。
ちなみに私はゴルフを始めて今年で13年目、2019年は一度も100を叩きませんでした。(35ラウンドして、アベレージは89。ベストスコアは79でした。)
レッスンを受けた経験は一度もありませんので、すべて独学です。
■ドリル練習
・ハーフショット
スイングで大切なのはインパクトの前後です。
インパクトの瞬間さえクラブフェースが乱れなければ、ボールはある程度狙ったところへ飛んでいきます。
この感覚をつかめるのがハーフショットの練習です。
8番アイアンなどのショートアイアンを使用して、腰から腰の振り幅でショットします。
このときに気をつけたいポイントは3つです。
- アドレスからフィニッシュまで、上体の前傾角度を維持する。
- アドレスからフィニッシュまで右手の角度を固定する。
- スタンスは肩幅くらい。広すぎないように。(スエーしないように)
- 腕を使わず、体幹で振る。
この打ち方が確実にできるようになると、レイアップしたいときや絶対に曲げたくないときなど、コースでの大きな武器になります。
アプローチショットにも生きてきますので、何度も繰り返して安定したショットが打てるようにしてください。
ショートアイアンで上手に打てるようになったら使用する番手をあげていき、ドライバーでも試してみましょう。
YouTubeなどでもプロがこのドリルについて解説しているので、一度ご覧ください。
・片手打ち
左右、それぞれの腕一本でショットします。これも、腰から腰の振り幅で。
使用するクラブは、ショートアイアンから始めるのが良いと思います。
この練習の素晴らしい点は、スイングの悪いクセを抑え、正しいスイング動作を身につけられる点です。
たとえば私のスイングには、次のような悪いクセがありました。
- 体が開く
- ダウンスイングで右肩が突っ込む
- ダウンスイングで右腰が前に出たり、浮き上がったりする
しかし片手一本でスイングすると、これらのクセが抑えられた…というよりも、腕一本では余計な動きができないのです。
練習のときは、先ほどのハーフショットと同じポイントに気をつけてください。
- アドレスからフィニッシュまで、上体の前傾角度を維持する。
- アドレスからフィニッシュまで右手の角度を固定する。
- スタンスは肩幅くらい。広すぎないように。(スエーしないように)
- 腕を使わず、体幹で振る。
片手打ちは、多くのツアープロ(松山英樹プロなどその他大勢)も練習に取り入れていますし、中井学プロがもっとも上達したのは右手一本での練習だったと言っています。
ただし片手打ちの難点は、難しすぎる点です。
初めは絶対にうまく打てません。めちゃくちゃ難しいです。
コツをつかむまでに時間がかかりますので、根気強さが要ります。
しかしうまく打てるようになると、両手を使ったショットがとても簡単になります。
ぜひチャレンジしてみてください。
■アプローチ練習
“ショットの約8割は、ピンから130ヤード以内で打たれる”
という言葉があるように、スコアメークに欠かせないのがアプローチショットの正確性です。
上達すればするほどアプローチの重要度は増しますから、100切り、90切り、80切りと目指すのなら、もっとも時間を費やすべき練習です。
注意するポイントは、先述の練習と同じように、
- アドレスからフィニッシュまで、上体の前傾角度を維持する。
- アドレスからフィニッシュまで右手の角度を固定する。
- スタンスは拳一個分くらい。
- 腕を使わず、体幹で振る。
特に私がオススメしたいのは、1ヤードのアプローチ練習です。
これを毎日10分間おこなうだけで、アプローチ技術が格段に向上します。
1ヤードですので自宅でおこなえます。
そしてできれば、この練習も片手一本でするのがオススメです。
練習場での片手打ちにくらべてさらに難しいですが、これができるようになるとボールを「運ぶ」感覚が身につきます。
また、手打ちとは縁がなくなり、アプローチショットでのザックリやトップといったミスもなくなります。
他のショットにも良い影響を生みますので、この練習を続ければ90切りや85切りは簡単だと思います。
■まとめ
この記事では、私が100切りのために行った練習法について記事にさせていただきました。
次回も、引き続き100切りに役立つ情報をお届けしますのでお楽しみに!
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