ハンドファーストに構えないほうが簡単!? インパクトでシャフトが垂直になるように打つアプローチ法
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ゴルフでスコアを作っていくうえで大切なのはなんといってもアプローチ。
特になかなかパーオンをすることができないアマチュアはアプローチでうまく寄せられるかが非常に大事になってきます。
しかし現実は厳しいもので、グリーンまわりからザックリやトップでなかなか1回でグリーンに乗せられす。
さらにグリーンに乗せたとしても、ピンになかなか寄らずにそこから3パットを繰り返す…。
こんなことではいつまでたってもスコアはまとまりません。
しかしそもそもアプローチでミスをしたりうまく寄せられないのはどうしてなんでしょうか。
もしかしたら当たり前にやっているアレに原因があるかも…です。
■ハンドファーストがミスの原因!?
アプローチでは最初からインパクトの形になるようにハンドファーストで構えて、ボールは右足寄りにセットする。
アプローチの基本として多くの人がこのように教わってきたのではないでしょうか。
ハンドファーストの構えから手首の角度をロックした状態で打つアプローチは日本では主流となっています。
この打ち方でうまくいく方は問題ないのですが、いっぽうでこの打ち方がアプローチを難しくしてしまっている場合もあります。
というのもハンドファーストに構えるというのは言い換えればクラブのロフトが立つということです。
ロフトが立つとアドレス時にクラブの刃の部分であるリーディングエッジしか地面に接地しない状態になりやすいので、インパクトでうまくボールにコンタクトできない場合に、このリーディングエッジが地面に刺さってのザックリのミスを起こしやすくなります。
またザックリを嫌がると今度はトップのミスを引き起こし、グリーンのまわりを行ったり来たりしてしまうことに。
さらにハンドファーストの構えで打つアプロ―チはロフトが立っていますから、強い球が出やすくコントロールが利きづらいという側面もあります。
グリーンまわりのアプローチでピンを大きくオーバーさせてしまうという人はこれに当てはまっているかもしれませんね。
ボールが強く出過ぎることを意識すると今度はインパクト直前でスイングが緩みやすくなるので、ダフりのミスでグリーンをとらえることすらできないということも起きてしまいます。
■インパクトでシャフトが垂直になるように打つ!
このようにハンドファーストに構えるアプローチがどうしてもうまくいかない皆さんに試していただきたいのがインパクトでシャフトが垂直になるように打つアプローチです。
まずアドレスでボールがほぼスタンスのセンターになるようにセットし、体重は両足に均一にかかるようにします。
グリップもほぼボールの真上に来るくらいにセットし、テークバックは軽くコックしながらで上げていきます。
切り返しからはタメをつくるような動きはまったくいれずに、ヘッドが先に降りるくらいの感じで振り下ろします。
インパクトでシャフトが垂直になるようにして、そのまま自然にフォローをとります。
ハンドファーストで構えるアプローチとは真逆のイメージになるので、最初はかなり違和感があるかもしれません。
しかしこの打ち方だとボールの少し手前からバウンスを滑らせていくようなイメージになりますので、かなりボールの手前に入っても問題ないと思いますので、地面にリーディングエッジが刺さるようなミスは確実に減らせるはずです。
ただしボールを上げようとする動きとか、打ち込もうとする動きが入るとミスをしやすくなります。
インパクトでクラブが垂直になるイメージだけ持って、少し払い打ちの感じで打つようにしましょう。
あとボールは意外と高く上がらずスピンも適度に入りますが、思ったよりもボールが前に飛ばないので、ハンドファーストに構えるアプローチよりも少し大きめに打つくらいで距離感が合ってくると思います。
■まとめ
いかがだったでしょうか。
このインパクトでシャフトが垂直になるように打つアプローチは海外では案外メジャーな打ち方とされています。
世界最高峰のアメリカPGAツアーのトッププロたちの間でもこの打ち方を採用している選手は結構いるようです。
特に、打ち上げのアプローチや20~30ヤードのアプローチで有効です。
考えてみると日本のゴルフ場は砲台グリーンになっていて、アプローチが打ち上げになっていたり足(ラン)が使えない場面でのアプローチを打つことが多いです。
そんな時にこのインパクトでシャフトが垂直になるように打つという選択肢があるだけで、
アプローチの幅が増え、ミスの度合いがかなり軽減されると思います。
また距離が出過ぎることがありませんので、20~30ヤードくらいのいやらしい距離のアプローチでも、インパクト前後で緩むことなくしっかりと打っていけると思います。
とても簡単な打ち方ですので、バウンスを滑らせるという感覚が分かるようになったら、かなりアプローチは楽になるんじゃないでしょうか。。
グリーンまわりのアプローチでチャックリやトップを連発している人なんかは一度試してみてくださいね♪。
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