ラウンド前に要チェック! 初心者ゴルファーがつけなければいけないマナーとは?
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ゴルフ初心者の方にまず知っておいてほしいことは、ゴルフはマナーのスポーツでもあるということです。
スポーツにはそれぞれルールがありますが、ゴルフは紳士のスポーツと言われるだけあり、守らなければいけないマナーがあります。
ここから、初心者の方が知っておきたいマナーについて順に紹介していきます。
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■スタート時間に遅れない
プレー時間の30分前にはゴルフ場についておくようにしましょう。1組が時間に遅れてしまうと後方の組全体に迷惑がかかってしまいます。
十分な余裕を持って出発することをおすすめしますが、もし渋滞などで時間に遅れてしまいそうな場合は早めにゴルフ場に連絡をいれましょう。
着替えを済ませていない場合は着替えの時間なども加味してプレー開始の10分前にはカートで待機しましょう。
■スロープレーはNG
ゴルフは1ラウンド18ホールで、9ホールずつ前半と後半にわけて行います。ゴルフ場や混雑具合によって異なりますが、ハーフプレーの進行時間の目安は2時間15分程度です。
スロープレーはゴルフでもっとも気にしなければいけません。1組がスロープレーをしてしまうと、後続の組全体に遅れが生じてしまいます。スロープレーにならないために気をつけることをチェックしていきましょう。
・カートから降りる際はクラブを数本持つ
カートから降りてボールの位置に行く際に次に使用しそうなクラブや、もしかしたら使うかもというクラブを数本持っていきましょう。
何度もカートに取りに戻ることでスロープレーの原因になりますし、自分自身も取りに行くのが面倒くさいな…と横着してしまうと、ミスショットの原因になるので気をつけましょう。
・ボール探しに時間をかけすぎない
ボール探しは「3分間」までと決まりがあります。絶対あるのにと時間をかけて探してしまうと後続組のプレー時間にも影響が出てしまいますので気をつけましょう。
とは言っても競技やコンペでない限り、まだ後ろの組が着ていない場合はある程度ボールを探すのは許容範囲でしょう。
・カートに戻る際は後方を気にして
後続組が既に後ろで待機している場合は、カートに戻る際少し小走りなど急ぐ姿勢をとりましょう。
自分の組の前組から全体的に混雑しているわけでないのなら、後方に迷惑をかけないためにも少しの小走りを意識してみて下さい。
■ティーグラウンドのマナー
ティーショットでティーグラウンドを削ってしまった場合は、その場に置いてあるか、カートについている目土という土できちんと埋めるようにしましょう。芝を管理するのに大事な作業です。
ティーショットに限らず、打つ人の近く、正面や真横や真後ろに立つことはやめましょう。危険だからというのが大前提ですが、打つ人が集中できない場合もあるので、少し離れた斜め後ろなどに立つことが好ましいです。
■バンカーのマナー
バンカーにボールが入った際は、まずバンカーの高さがなるべく低い位置、尚且つボールに近い位置から入り、ショット後はバンカーの周りに置いてある「バンカーレーキ」という道具を使って土を均しましょう。
■グリーン上のマナー
グリーン上は、特別な許可がない限りはパター以外使用してはいけません。
アプローチでグリーンにボールが落ちた際に、穴が開いたりするボールマークはライン上にあるとパッティングの邪魔になってしまうので、グリーンフォークやティボッドスティックなどを使用してきちんと直しましょう。
また、グリーン上で他の人のカップまでのラインをわざと踏むのはご法度です。これも他の人のラインが変わってしまう可能性があるからです。パットをする人が集中できるように、邪魔になりそうな位置に立たないようにも気をつけて下さい。
■あまり大きな声で騒がない
基本的にゴルフは団体競技ではないので、一打に個人の集中が必要になるスポーツです。打つ人が他の人の声に気がとられてしまわないよう、ショットの瞬間には静かにするようにしましょう。
完全にしゃべるなというわけではなく、大きな声でのおしゃべりなどには気を付けて、自分の組だけでなく、他にゴルフに来ている人たちにも迷惑がかからないように楽しむことが大事です。
■事故を防ぐための声掛け「フォア―」
ゴルフ場は、各コース木で囲まれているので突然ボールが隣接コースから飛んできてもすぐに気づくのは難しいです。もし、飛んできたボールが頭や体に当たったら大けがに繋がってしまいます。
ボールを打った際に隣接コースの方向に飛んでいってしまった場合は、そこに人がいてもいなくても、こちらからは確認出来ていないかもしれないので、大きな声で「フォア―!」と叫びましょう。文字では「フォア―」と表記されますが、実際には「ファー」で伝わります。
他から「フォア―」と聞こえた場合は、上を見上げず手で頭を守ってください。ボールを追って上を見上げてしまうと、顔面にボールが当たってしまう恐れがあるので気をつけてください。
ボールを当ててしまった側も、当たってしまった側も後々大変です。事故を防ぐためにも「フォア―」の掛け声をしっかりしましょう。
■まとめ
他にも細かなマナーはありますが、初心者の方に覚えておいてほしい大まかなマナーを解説してきました。
楽しみ方は人それぞれですので、ゆるく明るく楽しみたい人や、自分に厳しくきっちりプレーしたい人もいます。
みんなが楽しくラウンド出来るように配慮し、思いやりを持ってということを心がけましょう!
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