スコア100切りを目指すためのパッティングの距離感の作り方! 『基準となる距離』を決めよう
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スコア100切りを目指すために安定させたいのがパッティング。
3パットを連発しているようでは、なかなか100は切れませんからね。
パッティングを安定させるためには、なんといっても距離感を合わせることが必須です。
というわけで、今回はパッティングの距離感作りにおいて重要な『基準となる距離』の決め方をご紹介いたします。
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『基準となる距離』を決めることが距離感を作るうえでの近道
パッティングの距離感を作っていくのに、まず最初にとりかかって欲しいのが、“基準となる距離を決める”ということ。
ラウンド中に常に同じような距離でパッティングできれば、決まった距離を練習すればいいわけですが、実際のラウンドではそういうわけにはいきません。
ショートパットからロングパットまで、様々な距離のパットを打つ必要がありますし、1ラウンド18ホールで同じような距離のパットを打つことのほうが稀なくらいです。
ただ、だからといって1ヤードから20ヤードまでの細かい距離感を1ヤード刻みに一つ一つ合わせていくのもすごく大変ですよね。
そこでオススメなのが『基準となる距離を決める』ことなんです。
基準となる距離を決めて、その距離を徹底的に練習して体に染みつかせることが、距離感を作る近道になります。。
自信を持って打てる、つまりは軸となる距離がひとつ出来れぱ、距離感は非常に合わせやすくなりますからね。
5ヤード間隔で基準となる距離感を作る
ここで基準となる距離の決め方をいくつかご紹介したいと思います。
ます最初は5ヤード間隔でを基準となる距離を決めていく方法です。
具体的には5ヤード、10ヤード、15ヤードの3つを基準となる距離にします。
まず最初は5ヤードの距離感を出せるようにします。
5ヤードの距離感さえ作れたなら、その2倍で10ヤード、3倍で15ヤードとなりますから、10ヤードと15ヤードの距離感は比較的容易に作れると思います。
さらに5ヤード間隔の3つの距離が打ち分けられるようになったら、あとは非常に楽チンです。
5ヤードと10ヤードのちょうど中間の力感で打てば7〜8ヤードくらい、10ヤードと15ヤードのちょうど中間くらいの力感で打てば12〜13ヤードくらいの距離感になります。
そしてこの時点で5ヤード、7〜8ヤード、10ヤード、12〜13ヤード、15ヤードの5パターンの距離感が出せているわけですが、実はすでにこの時点で3パット対策はバッチリなんです。
なぜなら、この5つの距離が打ち分けられさえすれば、理論上は4〜16ヤードの範囲内のパットはすべて1ヤード前後の距離におさまるんですよね。
パッティングの基本は、特にスコア100切りを目指す段階では、いかに3パットを減らして2パットでおさめられるかが大事になってきますので、ファーストパットを1ヤード(約92cm)くらいに寄せられたら、2パットの可能性が高まりますからね。
そういう意味でも、5ヤード間隔で基準となる距離を設定するのはオススメだと思います。
打ちやすい力加減のパットを基準にする
次はより感覚を重視した基準となる距離の決め方です。
それは『一番心地よい力加減のパット』を基準にするという方法です。
先ほど紹介した5ヤード間隔でを基準となる距離を決めていく方法の場合、5ヤードにしろ10ヤードにしろ、まず距離を先に決めてから自身のストロークの力加減(ふり幅やタッチの強さ)を合わせていくという手順になります。
ところが、なかには先に距離を決めてから力加減を一定にしながら合わせるのが苦手な人がいっらしゃるかと思います。
(パットの苦手な人ほどその傾向が強いように思います。)
そんな皆さんは苦手なこと(決められた距離にストロークの力加減を合わせること)を無理にする必要はありません。
そうです、全く逆の手順を踏めば良いのです。
そこで『一番心地よい力加減』というキーワードが出てくるわけです。
まずは目印などおかずに、自分が一番心地よいと思う力加減で3~5球ほどストロークしてみてください。
(もし距離がバラバラになるようなら、ある程度一定になるまで追加でストロークしてください。)
その後にボールが集まっている箇所までの距離を歩測します。
そして、その何も調整を加えない自分のストロークを基準となる距離に設定すれば良いのです。
基準となる距離は何ヤードだと決まっているわけではありません。
7ヤードとか13ヤードといったような中途半端な距離でも、それが心地よければ、その距離を基準となる距離にしてもらって構いません。
仮に一番心地よい力加減のパットが8ヤードなら、それを基準にして、半分の力感で4ヤード、2倍の力感で16ヤードというように距離のバリエーションを増やしていきましょう。
特にロングパットが苦手だという皆さんは、この『一番心地よい力加減のパット』を基準にするという方法を採用したほうが距離感がつかみやすいと思います。
ラウンド前のパット練習で最終確認
というわけで、基準になる距離の決め方をご紹介してきましたが、それらを踏まえて必ず実行して欲しいことがあります。
それはラウンド前のパット練習場で基準になる距離を再チェックするということです。
というのもゴルフ場によってグリーンのスピードは変わりますし、天候やその日の自身のコンディションによっても微妙にパッティングの感覚も変わるからです。
例えば、いつもは基準となる距離が10ヤードの人がが同じ感覚でストロークをしてみたら8ヤードしか転がらないという場合もあるということです。
そこでラウンド前のパット練習場で『その日の』基準になる距離を微調整する必要があるということなんですね。
面倒に思うかもしれませんが、このひと手間を加えるかどうかが、ラウンド中の距離感に大きく影響してきます。
ですので、ラウンド前のパット練習は必ず行うようにしましょうね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最後に本稿では距離の単位を“ヤード”にしましたが、ご自分が把握しやすいようにメートル単位や歩数に換算してもらっても構いません。
(歩測することを考えると、5歩、10歩というように歩数を目安にするのが一番シンプルかもしれませんね。)
スコア100切りを目指している皆さん、『基準となる距離』を上手に」決めて距離感を作ることで、安定したパッティングを手に入れてみてくださいね。
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