ゴルフ初心者必見のバンカー解説 確実に出るコツやルールまで網羅します!
本サイトはアフィリエイト広告を含む場合があります。
初心者にとって「バンカー」とは、打ち方もわからなくてなかなか出なかったり、「クラブヘッドを砂につけちゃいけない」と言われて困ったりと、なんとなく「苦手」な方が多いと思います。
しかし、ゴルフをするうえでどうしても避けきれないのが「バンカー」でもあります。
本記事では初心者ゴルファーのために、「バンカー内でのルール」や「苦手意識を持ちやすいバンカーを克服するための3つのコツ」についてお伝えしていきます。
この記事を読み終わるころには、バンカーに対する苦手意識が少しなくなるはずですよ!
ページコンテンツ
■バンカーのルールを理解しよう
バンカーに入った際に、初心者の方は周りに「本当はダメだけど、いつも通り打っていいよ」と言われたり、「まだ初心者だから、手で出していいよ」と言われた経験がある人もいるかもしれません。
その場でオマケしてもらえるのは嬉しい反面、しっかりとルールを覚えたい方もいると思います。
フェアウェイとバンカーで一番異なる点、それは
「クラブヘッドを砂につけてはいけない」
ということです。
しかし、それ以外にもいくつかルールがあります。下記で説明していきます。
ちなみに、ゴルフ界において、2019年のルール改正では数多くの変更点がありました。
バンカーについても、ルール改正でいくつか変わっています。ここは、昔にルールを覚えたっきりのベテランゴルファーの方も確認しておきたい部分です。
- ルースインペディメント(障害物)の取り除きが可能に
- 一部の行為のみ、砂に触れても罰はなし
- 2打罰のアンプレヤブル処置を選択し、バンカー外にドロップできる
それぞれについて、詳しくみていきましょう。
1.ルースインペディメント(障害物)の取り除きが可能に
ボールがバンカーの内側にある場合に限り、そのバンカー内のルースインペディメント(木の葉、枝、石などの自然物)に触れても問題がなくなりました。
打ちにくい場合は、その場から取り除いてもOKです!
2.一部の行為のみ、砂に触れても罰はなし
旧ルールでは、プレイヤーはバンカーの砂に触れることを禁止されていました。しかし新ルールでは、今まで通り禁止されている行為と、ここまでは罰なしでOKという具体的な行動が設定されています。
ペナルティーにならない(砂に触れてもいい)行動
- 練習スイングや そのストロークをするために足を潜り込ませること
- コースの保護の目的で バンカーをならすこと
- クラブ、用具、その他のものをバンカー内に置くこと
- 規則に基づいて 計測、マーク、拾い上げる、リプレースするなどの行為
- 休むためにクラブに寄りかかる、バランスを保つ、転ぶのを防ぐなどの行為
- イライラして または 怒って砂を叩くこと
最後の“砂を叩く”はさておき、プレイ上の規制がだいぶ緩和されたように感じられるでしょう。
バンカーで禁止されている(ペナルティー)行動
- 砂の状態をテストする目的で 手、クラブ、レイキなどで 砂に触れること
- クラブで砂に触れること
これらは旧ルールから継続し、新ルールでもペナルティー行動として規定されています。2つ目の「クラブで砂に触れる」という行為に対しては、以下のようにさらに細やかな記載も。
- ボールの前後にソールすること
- 練習スイングで 砂に触れること
- バックスイングの時に砂に触れること
ざっくり知りたい方は、スコアを伸ばしたり、バンカーショットの精度を高めるために故意に砂に触れるのはNG、と覚えておきましょう。
3.2打罰のアンプレヤブル処置を選択し、バンカー外にドロップできる
初心者ゴルファーにとって、もっとも注目されるルール改正がこちら。なんと、ショットをせずにバンカー外へドロップできるようになりました。
バンカー内の球に対するアクションとして、これまでは
- 通常通りストロークする(バンカーショットを打つ)
- アンプレヤブルを宣言し、“バンカー内”の別の場所に1打罰でドロップ
という2つの選択肢が認められていました。が、今回のルール改正で新たに
- アンプレヤブルを宣言し、球とホールを結ぶ線上で、バンカー外の後方に基点を決め、そこから1クラブレングス以内でホールに近づかない救済エリアに2打罰で球をドロップする
との選択肢が追加されました。やや記載内容は難しく思えますが、簡単に言えば、2打罰で外に出してOKということ。
これまでバンカーで何度もミスを叩いてしまっていたゴルファーにとっては、メリットの大きいルール改正だといえるでしょう。
■バンカーを克服する3つのコツ
初心者ゴルファーの中は、フェアウェイとはまったく違うバンカーショットに苦戦を強いられる方も多いでしょう。
新ルールで2打罰でドロップできるようになったとはいえ、できればバンカーへの苦手意識は克服していきたいですよね。
そこで本記事の最後に、初心者がバンカーを克服するための3つのポイントをご紹介していきます。
1.ピンは狙うな!1度でバンカーから出せばOK
イメージトレーニングは重要ですが、いいイメージを持ちすぎてしまってもミスショットにつながります。
初心者ゴルファーの場合、バンカーから直接ピンを狙うのは至難の業。欲張らずに、まずは「とにかくバンカーから出す!」という点に集中しましょう。
2.ボールは直接打つな!砂を爆発させるイメージで
バンカーショットはボールを直接打ちません。ボール手前の砂ごと吹き飛ばすように打つことで、高く前に飛んでいきます。つまりダフったほうがいいということ。
バンカーショットではボールは通常よりも左に置き、ややスタンスを広めに構えて力強くスイングしましょう。バックスイングは考えなくてOK。砂を爆発させるようなイメージで球をすくい出しましょう。
ボールの下敷きになっている砂をグリーンまで運ぶようなイメージで打つくらいの思い切りがあれば、深いバンカーでも脱出することができますよ。
3.難しく考えるな!特殊な打ち方は必要なし
さまざまなゴルフテクニック集の中には、バンカーショットに関する細かいコツが記載されているものも多いですよね。
- フェースを正しく開いて……
- コックがほどけないように……
- ピンとの距離や角度によってフェースやスタンスを……
これらの情報は初心者ゴルファーにとって難易度が高く、インプット過多でスイングがバラついてしまうケースがあります。
初心者ゴルファーは難しく考えすぎず、最低限の構えだけを意識してスイングしてみましょう。
まとめ
今回の記事では「バンカー」をテーマに解説してきました。
さまざまな部分が緩和された印象が強い今回のルール改正について、しっかりと理解したうえで、今後もゴルフライフを楽しんでください。
この記事へのコメントはありません。