距離感は歩数を数えて養おう! 歩測のメリットとやり方
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ゴルフでは距離感が非常に大切です。
距離感を養うには自分の歩数を数えて残り距離を算出する歩測がとっても重要です。
今は距離測定器やGPSナビを使用している人が多く、歩測によって残りの距離を確かめる人は少ないかもしれません。
しかし、ゴルフを始めたての頃は歩測を使って距離感を養うメリットも大きいですよ。
距離計は意外と高価
距離測定器を持っていれば、残りの距離は機械に聞けば1発で分かります。
しかし、GPSの位置情報が微妙にずれていたり、ショット毎に距離測定器で計測するのは意外と面倒なので、距離測定器を使用しない人も一定数います。
また、月に1度しかゴルフをしないという方は、わざわざ買おうと思わないかもしれません。
その点歩測であれば、費用は0円!
そして、プレー中に歩きながらできるので、進行を遅延させることもありません。
歩測を使う時
ゴルフ場でラウンドをしていると、コースの脇にヤード杭というものを見たことがあると思います。
コース脇のラフに木の棒が立っていて100や150と書かれています。最近のゴルフはセルフプレーが主流になったため、グリーン中央までの残距離が表示されています。
コースによっては、グリーンエッジまでの距離を示していることもあります。
スコアアップを目指す方は、スタート前にスタッフにどちらの方式でヤード表示されているか確認する習慣はつけましょう!
ヤード杭は基本的に50ヤード間隔で設置されています。
ヤード杭付近にボールがあれば話は早いです。が、ヤード杭ぴったりの位置にボールが落ちていることは稀です。そんな時に使用するのが歩測です。
歩測の方法
仮にロングホールで200ヤード杭と150ヤード杭の間にボールがある場合に歩測を試してみましょう。
- 200ヤード杭の場所に立つ
この時、200ヤード杭が左右に1本ずつあるはずなので、200ヤード杭を結んだライン上に立ちます。 - 150ヤードの杭に向かって歩数を数えながら歩く
2本の200ヤード杭を結んだラインに対して直角に歩きましょう。ボールの方向へ斜めに歩いていくと正確な距離が計れません。
※歩測に使う基準の歩幅を決める必要があります。基準歩幅の決め方は後述します。 - 歩数が30歩の場合
グリーンまでの残りの距離は、200−30=170ヤード - 番手を選択
高低差、風の強さ、ライの状況を加味して170ヤード打てるクラブを選択してグリーンを狙っていきましょう。
基準の歩幅の作り方
歩測には欠点が1つあります。それは、足の長い人と短い人だと1歩の長さが違うため、人によって基準が異なるという点です。
そのため、1歩1ヤードとなるような基準の歩幅を作り、いざというときに再現できるようにしましょう。
- 家でメジャーを使って180センチに伸ばす
(1ヤードは約90センチ。2歩分を計れるように) - 1歩で90ヤードずつ進めるように歩幅を覚える
- 覚えた歩幅で実際にゴルフ場にいって歩いてみる
上記の最後でゴルフ場で試して、50ヤードずつあるヤード杭間を47〜53歩間でいければ歩測の完成度はかなり高く実戦で使っても問題ないといえるでしょう!
5ヤード前後のズレであればアマチュアのゴルファーにとっては許容範囲なので、あまり神経質になって50歩ちょうどである必要はありません。
歩測には慣れが必要ですが、アプローチの際にも使えますので覚えておくとスコアアップに繋がります。
皆さんも次回のラウンドから試してみてくださいね!
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