ゴルフクラブは何を買ったらいいの? 初心者が知りたい「セッティング」の基本
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始めはお古のクラブを使ってゴルフをはじめた人でも、ゴルフが楽しくなるにつれて、ゴルフクラブについても興味が沸いてくるもの。
初めてゴルフクラブを買ったときのドキドキと感激はベテランゴルファーでも覚えているくらい嬉しいことです。
今回は今からクラブを新調しよう、あるいは購入を検討している初心者の皆さんに参考にしていただきたい『クラブセッティング』についてのお話です。
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クラブは最大14本まで選択可能
クラブセッティングとは、自分のスイングタイプやコース戦略に合わせてキャディバッグに入れるクラブを選択することです。
プレーをするにあたってキャディバッグに携行できるクラブの本数は最大14本。
これはプロアマ問わず共通ルールになります。
プレー中に14本もの道具を使い分けるスポーツってゴルフくらいではないかなと思います。
ちなみに昔(といっても1850年頃)はゴルフクラブの本数についての制限がなかったため、当時は55本ものクラブを持ち込んで試合に挑む猛者もいたようです。
しかしこれではキャディの負担やクラブ選択に時間がかかるといった問題が山積することから、クラブの本数に制限がかかったようです。
最初はキリ良い1ダース(12本)にパターを足した13本にしようとしたらしいですが、“13”は縁起が悪い(“13日の金曜日”と言われるように西洋では縁起が悪い数字)というわけで、1本足した14本に落ち着いたと言われています。
ゴルフは決まられたピンにいかに少ない打数でカップインさせるかを競うスポーツ。
そのためにパターを除く13本のクラブで飛距離を打ち分けます。
ですからルール上はドライバー10本、パター4本なんて組合せにしても問題はないのですが、通常は飛距離を打ち分けられるようにドライバーからアイアン、ウェッジまでをバランス良くセッティングします。
基本となるのはこの9本
14本のクラブセッティングをどのようにラインナップするかは、プロゴルファーでも常に頭を悩ませます。
どのクラブを選ぶかで戦略が大きく変わってくるからです。
アマチュアゴルファーでも上達していくなかでクラブセッティングの内容がガラリと変わっていくのは普通のことです。
そんなクラブセッティングですが、これから挙げる9本のクラブは基本になりますから、初心者の皆さんもまずはキャディバッグに加えてほしいところです。
その9本とはドライバー、アイアン(5番〜9番の5本)、ピッチングウェッジ、サンドウェッジ、パターとなります。
ドライバー、アイアン数本、パター、は必須。そしてバンカーショットで使うサンドウェッジは最低限必要になってくると思います。
アイアンはセット売りされているのが基本で、5〜9番アイアンとピッチングウェッジが1セットで販売されていることが多く、同じ銘柄で揃える場合がほとんどです。
最近は6番〜ピッチングウェッジのセットで販売されていることもあります。
5番アイアンはパワーのないアマチュアには難しいクラブですから、最初からアイアンセットから外そうという考えですね。
その場合は5番アイアンの代わりに後述するユーティリティーをセッティングします。
最初は“10本セッティング”からで十分です!
クラブセッティングの基本となる9本(もしくは8本)が決まったら、残りのクラブを選びます。
プロゴルファーや上級者はアイアンセットとドライバーの間にフェアウェイウッド・ユーティリティー・ロングアイアン、ピッチングウェッジとサンドウェッジ以外にウェッジを加えて“飛距離の階段”をつくっていきます。
初心者の皆さんについては、まずはドライバーとアイアンの間の距離を埋めるためにフェアウェイウッドかユーティリティーを1本セッティングに加えるといいでしょう。
具体的には180ヤード前後を打てるクラブです。
フェアウェイウッドなら7番(ロフト角21度)、ユーティリティーならロフト角で21〜25度くらいのものがよいと思います。
5番アイアンをセッティングに加えないのならば、フェアウェイウッドとユーティリティーを1本ずつかユーティリティー2本をセッティングしましょう。
これでドライバーからパターまでの10本が決まりますので、残りの4本を決めていき・・・と言いたいところですが、実は初心者の皆さん向けのクラブセッティングとしてはこの10本があればOK。
クラブセッティングは14本までと最初にお話しましたが、これは最大14本までセッティングできるということ。
クラブセッティングは14本より少なくてもかまわないのです。
初心者からスコア100切りを目指すくらいの間は“10本セッティング”で十分対応可能です。
残りの4本は上達の過程で欲しいクラブが出てきた際に追加していけばいいのです。
もう1本加えるなら“アプローチウェッジ”がオススメ
ゴルフをはじめてすぐの頃はどうしても飛距離を重視しがち。
そこで3番ウッドや距離の出せるユーティリティーをセッティングに加えていくのですが、これらの長い番手は使いこなすのが非常に難しいクラブ。結果的に宝の持ち腐れになってしまうことも。
ですから先に挙げた“10本セッティング”の次にクラブセッティングに加えるのは、長い番手よりもアプローチウェッジがオススメです。
アプローチウェッジとはピッチングウェッジとサンドウェッジの飛距離差を埋めるためのクラブ。
グリーンまわりでのアプローチにも使える便利なクラブです。
初心者にとってはサンドウェッジよりも使いこなすのが簡単なクラブでもありますので、最初からクラブセッティングに加えて“11本セッティング”にしてもいいかもしれません。
ゴルフショップにヒントが!
それでもクラブセッティングに迷う皆さんはゴルフショップ、それも中古ショップに足を運んでみて下さい。
中古ショップは初心者向けにドライバーからパターまでおすすめのクラブセッティングを展示していることが多く、もちろんそのセットをそのまま購入することも可能です。
購入しないにしても、ショップ店員さんが厳選している初心者向けセッティングになりますから、そのラインナップはとても参考になるはずですよ。
クラブセッティングはとってもとても重要です。
自分のプレースタイルに合わせて、ベストなクラブ選びに挑戦して下さいね!
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