ゴルフ場ではジャケット必須? それとも不要? 服装について考えてみた
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ゴルフ場へ遊びに行くときは、ジャケットを着用するのが当たり前のような慣例になっていますね。
子供の頃、お父さんがゴルフへ出かける姿を見て『なんで遊びに行くのにジャケットを着ているんだろう?』と思った記憶があります。今回はそれらを紐解いていきましょう。
そもそもなぜゴルフ場でジャケットが必要になったのか?
ゴルフは紳士淑女のスポーツと言われ、マナーが非常に重要視されています。ゴルフのルールブックでは競技ルールから始まらず、冒頭にはマナーについて記載されているほどです。
ゴルフ=ジャケット着用となっている理由は、ゴルフの歴史を紐解くといいでしょう。
ゴルフの発祥に関しては諸説ありますが、一説によると、北欧の羊飼いの遊びがゴルフに発展したと言われています。
羊飼いの遊びが、貴族階級の人たちに普及してゴルフが世界へ広まっていきました。そのゴルフを広めるきっかけとなった当時の貴族階級の方達は、ゴルフのプレー中もジャケットを着用していたと言われています。貴族が嗜む乗馬などと同じ感覚ですね。
ゴルフを広めた当時の貴族たちがプレー中にジャケットを着ていたのがきっかけで、ゴルフ=ジャケット着用というようなイメージが現代まで残っているというのがもっとも有力な一説です。
ただし、諸外国ではジャケット着用不要のカジュアルコースが多くある一方で、日本のように大半のゴルフ場がジャケットの着用をドレスコードに明記しているというのにはバブル期にビジネス利用目的で建設されたゴルフ場が多いというのが背景にあります。
ゴルフ場でジャケット着用しないとどうなるの!?
結論から言ってしまうと、ジャケットを着用しなかった場合でも注意や出入り禁止を受けることはほとんどありません。
上記でゴルフ場ではジャケット着用はゴルファーとしてのマナーということを説明させていただきましたが、ほとんどのゴルフ場ではカジュアル化が進んでいます。
ドレスコードにジャケットについて明記はしてあるものの、形式上だけというゴルフ場がほとんどです。また、夏の期間はジャケット不要と明記しているコースも増えています。
ジャケットを着用していなくても、入場拒否や、注意を受ける様なゴルフ場はごく稀です。
現に、そのゴルフ場のメンバーであってもジャケットを着用せずに、ゴルフウェアで来場している人もいます。
ゴルフ場の従業員も夏はジャケット、ネクタイを着用していないゴルフ場がほとんどです。
服装マナーを遵守しなければいけない場合も!
行くゴルフ場や、メンバーによって必ずジャケットを着用しければいけない場合もあります。
有名な話が、神奈川県の戸塚カントリークラブです。戸塚カントリークラブではラウンド終了後にレストランでコーヒーを1杯飲んでから帰るというのがマナーとされています。
この時はジャケットの着用が必須です。ジャケットを着用していないと一緒に着ている同伴者に恥をかかせる行為になってしまいます。
一般的なゴルファーが上記の様な名門ゴルフ場へ行く機会はあまりないかもしれませんが、名門ゴルフ場、高級接待コース、会社関係のコンペの場合にはジャケットを着用しておいた方が無難です。
ドレスコードやマナーというと堅苦しく感じますね。ですが、野球やサッカーにユニフォームがあるように、ジャケットもゴルファーのユニフォームの1つとして捉えていただければいいのではないでしょうか。
まとめ
ゴルフ場でのジャケット着用は、時が経つにつれて徐々に寛容になってきています。
気をつけるべきは、名門コースに行くときでしょう。予約者や紹介してくれたメンバーの方に聞いてみるのが手っ取り早いかもしれませんね。
一方で、カジュアル化しているからこそ、ジャケットを着用していると「ちゃんとしているな」と思わせることができます。
取引先との接待等の場合は、積極的に着用するのもひとつの手ですね!
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