• HOME
  • ブログ
  • 雑学
  • ドライバーは上手く打てるのにアイアンが打てない理由について考える

ドライバーは上手く打てるのにアイアンが打てない理由について考える

ドライバーが上手く打てる一方、アイアンに苦手意識を持っているゴルファーは少なくありません。

 ドライバーで250y飛ばせるのに、アイアンでグリーンを直接狙う2打目をミスショット。

その後も乗らず、寄らず、入らず……結果ダブルボギーなんて経験が脳裏に焼き付いてしまっている方もいるのでは

 ドライバーは自信を持ってスイングできるのに、アイアンを持つと急に不安に感じてしまうのはどうしてでしょうか?

もちろん、グリーンを目の前にして乗せなければの意識が強く働き、力みからミスショットが出やすくなりますが、それとは別のところにも問題があります。

その一番の原因は、ドライバーとアイアンのスイングプレート(スイングプレーン)の違いから起こります。

ドライバーとアイアンの違いを理解する

まずは上の写真をご覧ください。

白とオレンジの2つのラインがありますが、白がドライバーのスイングプレーン、オレンジはミドルアイアンのスイングプレーンです。

ドライバーのスイングプレーンはフラット

ドライバーでフラットなスイングをするのは、ドライバーは使用番手のうち最も長いクラブで、アドレスで体とヘッドの間隔の距離も長く、横からはらい打つ形になります。

また、飛距離を目的としたクラブなので、ボール初速を上げるために、インパクトでスイング軌道がボールに対して角度をつけないレベルスイングが求められます。

ドライバーで飛距離を伸ばすボール初速を上げるには、インパクトのミート効率を高める事で、ヘッドがボールにコンタクトする摩擦を極力押さえ、ヘッドのエネルギーを効率よくボールに伝達する必要があります。

また、長いクラブを振るので、アドレスで前傾姿勢が浅くなることもスイングプレーンが寝る一つの理由です。

例えばアイアンを打つ様に、前傾姿勢深くすればクラブはアップライトに上がり、ダウンスイングでは当然クラブを立てて下すことになります。

ただ、ドライバーのように長いクラブをアップライトに上げれば、理想のスイングプレートから離れて、ダウンスイングでクラブが複雑な動きをしてしまうため、あまり一般的ではありません。

ダウンスイングで立っているクラブをインパクト直前でライ角に合わせて寝かす動作が必要になり、これではシャフトが長い分ヘッドが戻りきらず、フェースが開く原因になったり、ダフる原因にもなります。

ドライバーはティーアップしたボールを打つので、インパクト前後はスイング軌道がストレートに近いレベルで行う必要があり、スイング軌道はフラットなスイングプレーンになるのが理想と言えます。

ちなみに、初心者でドライバーをフラットなスイング軌道を行っているのも関わらずミスショットが出る場合、テークバックで腕は白ライン(スイングスレート)に沿ってクラブを上げているのですが、ヘッドがそのラインより上に向いている場合があります。

この場合、トップスイングで左グリップの甲面が甲側に折れていることが原因の可能性があります。

左手甲が外側に向けば、クラブが立っている状態になり、正しいダウンスイングが出来なくなるからです。

左グリップの甲面は腕に対して、ストレートないし少し手の平側に向くのが正しい位置になります。

アイアンのスイングプレーンはアップライト

ドライバーと7番アイアンを比較したとき、クラブの長さがドライバーの45インチに対して7番アイアンは37インチで、およそ8インチも短くなっています。

当然クラブが短くなれば、アドレスでボールと体の間隔が近くなり、7番アイアンのスイング軌道はドライバーよりアップライトになります。

 アイアンは芝の上のあるボールを直接打つことから、スイングの基本は縦振りのダウンスイングで、ドライバーに比べ、入射角度が大きく、ボールに対して直接鋭角に打ち込む必要があります。

 また、アイアンはクラブの長さも短く、ヘッドもドライバーのようには走りません。

アップライトにすることで、ボールの位置とトップのヘッドの位置の距離が長くなり、結果高い位置からヘッドを下すことで重力、遠心力、加速度が働きやすく飛距離を伸ばすことができるのです。

アイアンをアップライトに振るには

アップライトのスイングを行うには、アドレスでグリップがボールより前に出るハンドファースト。テークバック、バックスイングは、クラブを立ててトップスイングを行う必要があります。

アイアンをドライバーのスイングのフラットなイメージで行えば、クラブが寝た状態のダウンスイングでインサイドからクラブを振り下ろし、上からボールを潰す打ち方が出来なくなります。

アイアンだけうまく打てない人の大半は、アイアンのスイング軌道がフラット過ぎる場合が多いです。ぜひ一度自分のスイング軌道を確認してください

 クラブの重量フローが合っていない

ラウンドでドライバーが調子よく、アイアンを使うとどうしてかミスショットが連続して出てしまう。

ただ、練習場でアイアンだけ打っている場合はしっかり打てる……

このような場合は、ドライバーとアイアンの重量フローが極端に異なっている場合が考えられます。

クラブの重量フローとは、クラブの振りやすさを示す数値でスイングのリズムと言えます。

ドライバーが調子よく打てるが、アイアンが上手く打てない原因に、このクラブの重量フローが合っていないことです。

クラブ総重量は運動エネルギーの法則においても、速度と両輪の関係にあります。⇒「運動エネルギー=角速度(ヘッドスピード)2乗×質量」

ゴルフクラブの重量は、ヘッドスピードの速度と関連しますが、クラブ重量やバランスの限界線を境に、相反する関係になります。

その相反する関係とは、クラブ総重量が重すぎてもスイング軸が暴れヘッドスピードが上がらず、軽すぎてもスイングのリズムが狂い、有効な質量に至らず、逆にヘッドスピードが出なくなる関係になります。

また、バランスが限界を超えたヘビィーバランスでは、かえってヘッドスピードも上がらなくなります。

クラブ選択で、適正クラブ重量をどの様に求めるかが、スイングを形成する上でとても重要な要素になります。

ドライバーが上手く打て、アイアンが上手く打てない原因は、ドライバーはヘッドスピードに見合ったクラブ重量を使用しているのに比べ、アイアンがアンダースペックかオーバースペックになっているからです。

言い換えれば、アイアンが適正重量フローラインから外れているからです。

適正なクラブ重量は、クラブが長くなればなるほど総重量が軽くなり、番手ごとに並べた場合、クラブ重量の値はほぼ一直線に並びます。

下のグラフからクラブ重量は紫のラインのように一直線に並ぶのが正しい重量フローになります。

例えば、ドライバーのクラブ重量が300gとした場合、5アイアンの適正クラブ重量は390g前後が正しい重量管理になります。

ドライバーが上手く打てて、アイアンが上手く打てない場合、ドライバー重量が300gであるにも関わらず、5アイアンが420gで重すぎる(オーバースペック)場合が良くみられます。

このような場合、クラブ重量だけでなく、シャフトの硬さもドライバーシャフトの硬さはR程度でアイアンシャフトの硬さはXシャフトなどの場合、振り心地も全く変わってしまいます。

重すぎるアイアンは、シャフトの最下点(一番シャフトがしなり、最大スピードを迎える)がインパクト前になり、フェースが開いてスライスボールが出て距離も伸びなくなります。

つまり、ドライバーのインパクトのタイミングとアイアンのタイミングが異なり、ミスショットを連発するのは当然と言えます。

目安としては、アイアンの適正シャフト重量はドライバーの重量55gの場合、5アイアンで90g前後になります。

以上のように、ドライバーが得意でアイアンが苦手な場合は、アイアンのクラブ重量のチエックをしてください。

ドライバーと5アイアンの適正重量管理の目安は以下の数値を参考してください。

ただし、7アイアンで考える場合は、5アイアン重量に約14g加算した値になります。

まとめ

今回は、ドライバーが上手く打てるのにアイアンが上手く打てない原因を、スイングプレーンとクラブ重量の2点で説明しました。

ドライバーのスイングはインパクトを水平に行えるレベルスイングでフラットなスイング、アイアンはボールを潰すダウンブローでアップライトのスイングプレーンが理想です。

また、アイアンが上手く打てない原因に、クラブ重量のアンマッチが原因の場合もあり、スイングが悪いと勘違いすることもあります。まずは得意なドライバー重量にアイアンの重量を正しく合わせましょう。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。