名言から学ぶゴルフの本質(後編)
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みなさん、こんにちは!
『ゴルフの本質をつく名言10選 前編』は、すでに読んでいただきましたか?
偉大なプレーヤーによるゴルフの本質をつく一言は、単純明快で心に残りますよね。
前回に引きつづき、今回も、ゴルフに関する名言を紹介していきます。
ドライバーを握ってアドレスしたとき、少しでも遠くへ飛ばしたくて意気込んでしまったりしませんか?
そんな欲がうまれたとき、求めた結果は得られませんよね。
体のあちこちに余計な力が入ってしまってぎこちないスイングになったり、気持ちが前に出すぎて、手だけが速く動いてしまったり。
ナイスショットができれば良いですが、力んで速く振ろうとするほど、期待とはかけ離れた結果になるのがゴルフです。
いつも同じリズムでスイングができるように、普段の練習のときから心がけておくのがオススメです。
「チャー・シュー・メン」のリズムなのか、「イチ、ニ、サン」なのか、あなたがスイングしやすいリズムを見つけましょう。
元女子プロゴルファーの古閑美保さんは、メトロノームを置いて練習していたようですよ。
ドライバーを握って欲を出したことがある、あなたのための名言です。
耳が痛いですよね。
ピンまでの残り距離を見て「〇〇ヤード飛んだ!」と喜ぶプレーヤーもいますが、飛んだ飛距離を周りに言って喜ぶのはオススメしません。
「自分、下手です」と公言しているようなもの。
ドライバーショットを1ヤードでも遠くへ飛ばそうするのは、中級者や初心者に多い過ちです。
アイアンなどでは狙った距離を想定してショットしますよね?なのにドライバーだけは「少しでも遠くへ」と距離を無視して振り回してしまう。
上級者は他のアイアンなどと同様、ドライバーの飛距離を正確に把握してショットしています。
『皆さんは5番アイアンや7番アイアンの飛距離はわかっているのに、ドライバーだけはもの凄く飛ぶと思っている。それが間違いです。ピッチングウェッジで90ヤードしか飛ばない人は、ドライバーではせいぜい210ヤード飛べばいいほうです。それを230ヤードも飛ばそうとするから、大きなミスを招くのです。』
引用:シングルへの道 倉本昌弘のゴルフ上達問答集(日経ビジネス人文庫)
ドライバーはいくら軽く振ったとしても、フルスイングしたときの5割以上の飛距離はでます。
でも方向を無視してOBならば、その時点で0点です。
『「方向性」を捨てたら何も残らない』と、いつもティグラウンドで思い返したい言葉ですね。
あなたの練習の仕方は大丈夫ですか?
ネットの上段めがけ、飛距離を気にした練習になっていませんか?
上達したいのであれば、上級者の練習を真似ることです。上級者はほぼ例外なく、多くの時間をアプローチに費やしています。
あなたはコースでプレーしているとき、練習場でもしたことのないようなショットをしようとしたことはありませんか?
たとえば2本の木の小さい隙間を狙ったり、目の前の木をさけるために球を曲げてグリーンを狙うなど。
なぜだか分かりませんがコースにいると、ハイレベルのショットもいとも簡単に出来てしまいそうな気持ちになりますよね。
しかし練習していないショットを本番でやろうとするのは、挑戦というより無謀です。
こんな攻め方をした場合、案の定、トラブルがトラブルを呼んで大叩きするケースがほとんどです。
トラブルにつかまったときは、一打あきらめましょう。
良いスコアのために大切なことは、確率の高い攻め方です。
あなたの実力で成功する確率がもっとも高いショットをいつも選び、攻める習慣をつけましょう。
「いいこと言いますよね〜」
これは、私がとくに気に入っている名言です。
ゴルフをしていると、ショットやスコアにばかり意識が奪われがちです。
スコアを競うスポーツとしてももちろん楽しいのですが、せっかくあのような雄大な自然の中にいるのですから、その一つ一つの景色に感動できると、ゴルフができる喜びがさらに増大するのではないでしょうか。
特にスタート時間が早い、早朝のゴルフ場は最高ですよね。
芝に朝露にのこっていたり、鳥のさえずりが響いたり。都会に住んでいると味わえない空気感です。
猿や鹿などの野生動物を見ることもありますし、木や草花も楽しめます。こういうのは、他のスポーツにはないゴルフだけの魅力ではないでしょうか。
■まとめ
たまにはこのような、考えさせてくれる言葉と触れ合う機会も良いものですよね。
今回紹介した言葉を下にまとめていますので、読み返してみてください。
【ゴルフの本質をつく名言10選 前編】
- マナーが一番、スコアは二番。これがゴルフにおける憲法である ―エーブ・ミッチェル
- ゴルフボールを打つのに必要な力は、クラブをバッグから抜く時の力だけ ―バイロン・ネルソン
- 上級者のグリップが美しいのではない。美しいグリップの持ち主だから上級者になれたのだ。 ―アルヌー・マッシー
- いいゴルファーはひざから上でゴルフをする。偉大なゴルファーは踵から上でゴルフをする ―サム・スニード
- ボールを「打つ」人は「振り抜く」人に較べてリズムの感覚が欠けている ―ボビー・ジョーンズ
【ゴルフの本質をつく名言10選 後編】
- 速く振る人間に未来はない。ゆっくり振れば飯の種になる ―ゲーリー・プレーヤー
- 「飛距離」は捨てても9割残る。「方向性」を捨てたら何も残らない ―ナサニエル・クロスビー
- 多くの人が、練習場でライオン、コースに出ると臆病者のニワトリになる ―トーマス・サイモン
- もしもトラブルに遭遇したならば、それ以上のトラブルにはまらないことだ ―デーブ・ストックトン
- 大空、雲、美しいアンジュレーションと白いバンカー。スコアカードから顔を上げて、本物のゴルフを楽しみなさい ―ハロルド・ヒルトン
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