ショートパットを引っかけてしまう原因、そしてその対策とは?


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スコアが安定しないゴルファーを見ていると、ショートパットを苦手にしていることが多いように感じます。

特に1mくらいのパットを引っかけで外してしまうとダメージは大きく、リズムも完全に崩れてしまいます。

ということで今回はショートパットを外してしまう原因とその対策について話を進めていきたいと思います。

■気をつけたい“ヒッカケ”のミス

ピンまで残り1mのパット。

プロゴルファーなら90%以上の確率で、カップインできる距離です。

しかしアマチュア、特にスコアがなかなかまとまらないアベレージゴルファーのなかには、この1mくらいのパットを苦手にしている人が結構いるのも事実。

たかが1m、されど1m。

こういったショートパットの取りこぼしが積み重なると、スコアメイクはかなり苦しくなってしまいます。

それではどうして1mのパットを外してしまうのでしょうか。

まずショートパットのミスの傾向として圧倒的に多いのが引っかけのミスです。

これには大きく2つ理由があります。

まずひとつめは目線の問題です。

当然ですが1mくらいのパットを打つ時って、ボールとカップの距離がかなり近いために、アドレスでボール方向を見ていたとしても、カップも視界に入ってしまうのです。

アドレスのときにカップが見えてしまっていると、ボールの行方が気になってしまい、インパクトの前に目線がカップ方向に向かいやすくなります。

いわゆるルックアップというやつですね。

インパクト前に目線がカップ方向を向くと、それにつられて顔が動き、肩も開いてしまいます。

そしてこれらの動きに合わせるように、パターフェースはボールにくるっと巻き付くように返ってしまいます。

クラブが返った状態でボールをヒットすると…もうおわかりですよね。

引っかけを起こして、ボールはカップの左を通過してしまうことになります。

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■ひっかけないための2つのコツ

それではショートパットで引っかけないようにするためにはどうしたらよいのでしょうか。

筆者は2つのポイントを挙げさせていただきたいと思います。

まず最初はインパクト前後でボールの行方を追わないことです。

インパクトの直前にルックアップをしないことはもちろん、インパクト後もボールがあった場所を見続るようにしましょう。

こうすることでパターヘッドは嫌でも返りづらくなります。

基本的にインパクト時のパターフェースの向きでボールの方向性は決まってしまうわけですから、そもそも急いでボールの行方を追う必要など全くないのです。

ですから特にショートパットは、ボールの行方は一切追わずに、ボールの底に当たる音でカップインを確認するくらいの気持ちを持つとよいかもしれません。

2つめのポイントはパターヘッドを極力真っすぐ動かす意識を持つことです。

パットのストロークは真っすぐ引いて真っすぐ下ろすと思われるかもしれませんが、実際には緩やかなイン・トゥ・イン(テークバックでクラブが開き、ダウンからフォローにかけてクラブが閉じる動き)になります。

ショートパットで引っかけるというのはクラブの開閉が大きい、特にダウンからインパクトにかけてクラブを閉じすぎていることが原因になっていると考えられます。

このように言葉にすると大きな動きに感じますが、やっかいなのはショートパットのストローク幅は本当に小さな動きであるため、ほんの少しの動きのズレ(パターフェースが閉じる)で引っかけのミスになってしまうのです。

ですのでショートパットではわずかなパターフェースの開閉のズレを矯正する必要があり、そのためにいつものストロークより真っすぐ引いて真っすぐ下ろすことを意識してもらいたいのです。

とくに切り返し以降のダウンからフォローの“下ろす”動きでパターフェースを真っすぐに動かすようにしてみるとよいかと思います

■パターヘッドの軌道の修正方法

ショートパットの引っかけ対策でパターヘッドを返らなくする。

ただ頭では理解していても長い期間染みついた癖はそう簡単に治るものではありません。

そんな皆さんに効果的なのがボールとカップに沿って目印を置くとよいでしょう。

具体的にはカップとボールを結んだラインと平行になるようにクラブを置きます。

その際にパターヘッドの端っこが触れない程度だけ離します。

(あまり離し過ぎないように注意してください。)

あとは置いたパターヘッドがクラブのシャフトのラインに沿うようにストロークをしていきましょう。

もともと引っかけ癖、つまりイン・トゥ・インの度合いが強すぎる方にとってはかなり違和感があると思いますが、これで引っかけのミスはほとんど出なくなると思います。

当然ラウンド中にクラブを目印にすることはできませんので、日頃の練習やラウンド前のパター練習でしっかり反復させて、本番に臨むようにしてください。

また最近ではスイングの向きを調整するための専用のスティック棒もありますので、本腰を入れてパットを改善するために手に入れる価値は十分にありますよ。

ドライバーショットもショートパットも同じ1打です。

特に1mくらいのショートパットを確実に決められるようになると、スコアメイクが非常に楽になります。

引っかけのミスをなくして、あなたもパター名人を目指してみてくださいね♪

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