スループレーはコロナ後も新常識に?メリットだらけなスルーゴルフの魅力
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新型コロナウイルス感染症が日本中で蔓延し、ゴルフ界にも大きな打撃と変化が生じています。そんな中、注目されたスタイルが「スループレー」。
海外ではメジャーなスループレーですが、実はメリットが盛りだくさん! コロナウイルスの猛威が落ち着いた後も、日本ゴルフの新常識として定着する可能性は十分あるでしょう。
そこで本記事では、まだまだなじみの薄い「スループレー」の魅力や、知っておくべき注意点などをまとめてご紹介していきます。
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ゴルフの「スループレー」とは?
日本のゴルフ界では、前半9ホール・後半9ホールの間に食事休憩をはさむスタイルが一般的です。が、これは日本独特の文化。
食事休憩をはさまずに、18ホールを一気にラウンドするプレースタイルを「スループレー(1Rスルー)」といい、海外ではスルーゴルフが主流となっています。
コロナ禍でスループレーが注目される
新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、様々な企業が「3密対策」に取り組んでいます。
ゴルフ場でも「密」が発生しやすい食事提供を自粛したことで、スループレーが注目されるようになりました。その結果、
- 今まで未対応だった多くのゴルフ場もスループレープランを導入
- ゴルファー側も自発的にスループレーを希望する動きが拡大
このように、コロナ以前では見られなかった変化が起こっています。
海外では常識!スルーの4つのメリット
日本でも身近な選択肢となりつつあるスループレーには、実は多くのメリットがあります。
1.ゴルフプレーの所要時間が短い
一番大きなメリットが、ゴルフ所要時間の短縮です。これまで食事休憩に使っていた1時間程度の時間を短縮可能に!早朝スタートのスループレーでは、お昼前に18ホールすべてを終えることもできます。
これまで丸一日かかっていたゴルフを半日足らずで堪能でき、時間を有効活用できる点は大きなメリットだといえるでしょう。
2.気温や季節による影響が最小限
長時間にわたり屋外でプレーするゴルフでは、夏場や冬場の体調管理が難しくなりがち。ですが、スループレーなら、季節や気温による影響を最小限に留めることが可能です。
- 真夏:早朝スタートで暑くなりすぎる前にプレー可能
- 真冬:日中のプレーで朝夕の冷え込みを回避
上記を始め、季節や都合に合わせて時間を調節すれば、短時間で密度の濃いゴルフを楽しめます。
3.料金がリーズナブル
昼休憩ありの一般的なプランと比べ、スループレーは料金がリーズナブルに設定されているケースが多いです。プレーフィーだけでも数千円の節約になるうえ、食事代も不要。
「ゴルフに行きたいけど、あまりお金はかけたくない」というお財布事情に最適で、これまでよりも気軽にゴルフを楽しみやすい点もメリットのひとつです。
4.集中を切らさずにプレーできる
18ホールを一気にラウンドするため、調子の良さや集中力など、「リズム」を崩さずに最後までプレーできるのもスループレーならでは。
良い調子で前半を終えたのに、昼食休憩でガタっと崩れてしまった経験のある方も多いですよね。スループレーではそんなもどかしさを感じることなく、自分のリズムで最後までプレーに没頭できる点もメリットとして注目されています。
注意したいスルーゴルフのデメリット
良いことだらけのように感じるスループレーですが、もちろん注意したいポイントもいくつかあります。
調子が崩れると立て直しにくい
上記のメリットで「いいリズムをキープしやすい」点を挙げましたが、その反面「崩れた調子を立て直す時間がない」ともいえます。プレー前半で崩れてしまうと、そのままズルズルと引きずってしまうことも。
昼食を通じた交流が希薄に
日本で昼食タイムが主流になっている要因は、ゴルフそのものを娯楽や交流の場として重視する傾向があるからでしょう。
そんなコミュニケーションツールのひとつであった食事休憩が無くなるため、スループレーでは通常よりも交流が希薄になる可能性があります。
午後スルーは「日没了承」のゴルフ場も
午後スループレーでは、多くのゴルフ場が「日没了承(日没サスペンデッド)」という条件を掲げています。これは、日没までにラウンドしきれなかった場合でも、日没をもって終了とするルール。
18ホールすべてを回り切れない可能性がある点は、ひとつのデメリットだといえるでしょう。ただし、午後スルーは他の時間帯よりもさらにリーズナブルに利用できるケースもあります。
スループレーはコロナ後も日本ゴルフ界に定着するか?
コロナ禍のゴルフ界でにわかに注目され始めた「スループレー」には、多くのメリットがあることをお伝えいたしました。
これまで昼食を取るスタイルが当たり前だった日本も、コロナによって一気に身近になったスルーゴルフが定着していく可能性はあります。
アフターコロナ後も「新しい生活様式」「ソーシャルディスタンス」など、これまでは違った文化が根付いていくでしょう。日本ゴルフ界も、そんな新しいゴルフ文化として「スループレー」が当たり前の選択肢になる日は近いかもしれません。
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