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30ヤードから70ヤードのアプローチショットはできるだけシンプルに考えよう!


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ゴルフでスコアメイクをする上で、大きくスコアに影響を及ぼすのはグリーン上(パット)と100ヤード以内のアプローチだといわれます。

これはプロアマ問わずにすべてのゴルファーに当てはまることであり、世界レベルのトッププロたちも100ヤード以内のアプローチに多くの時間を割いています。

一方で、スコア110切りや100切りを目指すアベレージゴルファーはこの100ヤード以内のアプローチ、特に30~70ヤードの距離を苦手にしている人が非常に多いです。

プロゴルファーのようにパーオン率が高くないアベレージゴルファーは圧倒的に30~70ヤードのアプローチショットを打つ確率が高いにも関わらず…。

◆100ヤード以内のアプローチが苦手な理由は…

多くのアベレージゴルファーが100ヤード以内、特に30~70ヤードくらいのアプローチショットを苦手としています。

グリーンそばからのランニングアプローチや100~120ヤードのフルショットは苦にならないのという人でも30~70ヤードくらいの距離になるとミス連発といのもよく耳にする話です。

そんな30~70ヤードの距離のアプローチを難しく感じる最大の理由はずばり、

“フルショットができない”

ということだと思います。

一般的なアベレージゴルファーなら70ヤードくらいまでならなんとかフルスイングできますし、20ヤード以下ならピッチアンドランやランニングアプローチで対応ができます。

しかし30~70ヤードのいわゆる中途半端な距離になると振り幅をおさえた、いわゆるコントロールショットが必要になってきます。

ちなみに練習量が豊富なプロやトップアマなら、この30~70ヤードの距離をサンドウェッジ1本で対応することが多いです。

ただしこれはハーフショット、時計の4時から8時の振り幅、スリークォーターショットなどの距離に応じた様々な振り幅や力感がしっかり体に染みついているからこそできること。

週に1~2回の練習量や月1~2回のラウンド数しかこなせないアベレージゴルファーにはかなりハードルが高いといえるでしょう。

しかし現実は多くのアベレージゴルファーが30~70ヤードのアプローチをサンドウェッジ1本で対応しようとします。

感覚的には一番飛距離の出ないクラブで振り幅を調整するのが一番簡単でシンプルに感じるのでしょう。

しかし前述したように、ゴルフにおいては振り幅や力感で飛距離を調整するのが一番難しいのです。

まずは振り幅や力感で飛距離を調整することがシンプルだという考え方を身に着けたり、勘違いを払拭できるように努めましょう。

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◆スイングは変えずにグリップを短く握る

それでは飛距離のコントロールをスイングの振り幅で調整することが難しいのはどうしてか。

それはスイング中に緩んでしまいやすいのが原因です。

フルショットの場合はあまり気になりませんが、コントロールショットの場合はゆっくりスイングをしようとするのに加えて、ついつい力加減で調整しようとしがち。

特にダウンスイングのインパクト直前でスイングにブレーキをかけてしまいやすいです。

そうするとボールの手前を叩いてのダフリ、インパクトでフェースが開いてしまうといったミスが起こってしまいます。

逆にそれを嫌がってダウンスイングで急激にスイングスピードを上げてしまうと、トップのミスでグリーンを大オーバーということになってしまうことも…。

ただこのスイングの緩みは人間の本能といいますか、かなり意識をしたり練習で体にしみこませないと、ラウンド本番で使いこなすことは難しい。

それでは30~70ヤードのコントロールショットはどのように対処すれば良いのでしょうか。

それはミスの確率がより低くなるようなショットを選択することです。

うまく打とうということよりもミスの出にくい打ち方を考えるという発想ですね。

(ゴルフはミスの数を以下に減らすかが重要なスポーツですからね。)

そこでミスを減らす、スイング中に緩ませないために有効な手段として手っ取り早いのは

スイングの振り幅を極力変えないことです。

仮にフルショットの振り幅や力感を変えずに飛距離を落とせたらミスの確率は減らせると思いませんか?

『でもそんなことできるの?』

といった声が聞こえてきそうですが、それがちょっとした工夫を加えるだけでできるのです。

それはグリップの握る位置を変えること。

フルショットの場合はグリップを長めに握っていると思いますが、それを目一杯短く握ってみてフルショットを打ってみてください。

これだけでキャリーの飛距離が20ヤードほど落ちると思います。

さらにグリップのちょうど真ん中くらいを握ってうてば、10ヤードくらい飛距離が落とせるはずです。

飛距離というのはクラブのロフト角とシャフトの長さに影響を受けます。

したがってスイングの振り幅を変えなくてもグリップの握る位置を調整するだけでキャリーの飛距離を落とすことができるのです。

◆SWを使わないのも選択肢のひとつ

例えばサンドウェッジのフルショットの飛距離が75ヤードの人なら、クラブを目一杯短く握れば、同じスイングで50ヤード前後くらいの飛距離をカバーできます。

さらにここでクラブを持ち替えるのも非常に効果的です。

アプローチウェッジを目一杯短く握ってのショットで60ヤード前後、ピッチングウェッジで70ヤード前後の飛距離をカバーできると思います。

(ちなみにサンドウェッジのフルショットはクラブの構造上、意外とミスヒットしやすいので、PWを短く握って対応したほうが良い結果になりやすいです。)

最後に50ヤード以内の距離はどうするのか。

このくらいの飛距離はさすがにフルショットの振り幅での対応は難しいです。

ただグリップを短く握ってのハーフスイング(時計の針で3時から9時)で、サンドウェッジなら30ヤード、アプローチウェッジは40ヤードというように飛距離の階段をつくることができるでしょう。

これであればフルショットの振り幅とハーフスイングの振り幅という最低限の2種類の振り幅で30~70ヤードの飛距離を対応できます。

ゴルフのスイングは極力シンプルにするほうが再現性は高まります。

振り幅の種類は最低限に、そしてグリップの位置やクラブ選択で飛距離の階段をつくることでスイングはシンプルに、ミスの確率を極力減らすようにしてみてくださいね。

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