今の技術でベストスコアを出す鍵は「セルフマネジメント」
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多くのアマチュアゴルファーって、ショットの質が上がればスコアが良くなると、勘違いしてしまっていますよね。
だからこそ練習場での打ち込みに余念がないわけですが、もしかしたらそれ、間違った努力をしているのかもしれません。
打ち込み練習はもちろん大切だと思いますが、スコアメイクのためには「セルフマネジメント」が欠かせないようです。
そして「セルフマネジメント」力が向上すれば、今のあなたの技術のままでもスコアアベレージはきっと上がります。
筆者は、『タケ小山のセルフマネジメントゴルフ』を読み、その可能性を感じました。
今回は、その『タケ小山のセルフマネジメントゴルフ』の中から、マネジメントのヒントを3つ紹介いたします。
■自分が戦うべき相手を設定する
著者のタケ小山氏は、上達のためには1ホールごとに目標を設定することを勧めています。
トータルスコアを目標にするのではなく、1ショット1ショット、あるいはホールバイホールに目標を設定するようにしましょう。
<中略>
何よりも大事なのは、たとえ1ホールで大叩きしても、次のホールからまた当初の目標設定でプレーすることです。
『タケ小山のセルフマネジメントゴルフ』
数ホール終わった時点で目標スコアを大きくオーバーすることだってありますから、もしトータルスコアを目標にプレーすれば、残りホールのプレーが投げやりになってしまいかねませんよね。
タケ小山氏が言うようにホールごとに目標が持てれば、どこかのホールで大叩きしたって気持ちがリセットできそうです。
ボビージョーンズはいつも「オールドマンパー」(パーおじさん)と戦っていたといいますから、100切り、90切りを目指すアマチュアなら、「オールドマンボギー」や「オールドマンダブルボギー」という仮想敵と戦うのが良いかもしれません。
そのように考えるとパーオンなど必要がなくなり、無理にグリーンを狙って大ケガすることも減るでしょう。
それでもチャンスがきたら狙いたくなるのが私たちアマチュアゴルファーですが…
どれだけ自分を管理できるかが、スコアメイクには大切なのでしょうね。
■使用クラブの射程距離を知る
皆さんは自分のドライバーの平均的な飛距離、把握していますか?
各アイアンの飛距離は把握している方は多いと思いますが、ドライバーとなるといかがでしょう?
タケ小山氏は、ドライバーもアイアンと同じように、飛距離を把握しておくべきだと言います。
ドライバーは一番飛ばすクラブですよね、とか言ってるアマチュアがいますけど、それは違います。ドライバーも他のクラブと同様、何ヤード先に落下して、何ヤード転がるのかを知っておかなければなりません。
『タケ小山のセルフマネジメントゴルフ』
私はドライバーで、ドッグレックのコースを突き抜けてOBしてしまうことや、思いのほか飛んで、予想しなかったバンカーに入ることがあります。
これなんかは、自分を理解できていない、下手なゴルファーの特徴です。
「飛びすぎてOBした」「飛びすぎて池に入った」などと、飛距離をアピールする方もいますが、「自分、下手くそです」と言っているも同然です。
ドライバーだからといって「とにかく遠くへ」打とうとするのではなく、他のクラブ同様、距離を定めて打っていきましょう。
■アプローチは点ではなく線で狙う
「ふわりとあげてピタッと止める」
理想のアプローチにそんなイメージを持っている方もいますが、タケ小山氏は、「やみくもにボールを上げて寄せようとするゴルファーは上手くない」と言います。
われわれプロの世界でも、カップの2メートル以内にキャリーさせて止めるような寄せ方をする選手がいますが、見ていてちっとも上手いと思いませんね。点で寄せてしまうと入る確率が低いからです。
『タケ小山のセルフマネジメントゴルフ』
線で狙ってもアマチュアがチップインをするなど滅多にないでしょうが、点で狙うよりはカップに寄りやすいのでしょう。
ウェッジを使って大きく振るより、8番アイアンや9番アイアンで小さく振る方が、ザックリやトップといったショット自体のミスも少ないでしょうし。
ロフト角が大きいほど方向性は出しにくいですから、わざわざ難しいウェッジなど使う必要があるアプローチショットなのか、考えてみる価値がありそうです。
■左右OBホールは地面に早く着地させる
左右どちらもOBで、狭いホールのティショットはプレッシャーが強烈ですよね。
悪い予感しか、しません。
たいがい、そのような時は予感通りの結果になってしまうものです。
このようなホールでは当然、曲げない自信のある番手に落としてティショットすべきなんです。
曲げたくない場合のポイントは早く地面に着地させることで、場合によってはパターで転がすというのも選択肢に入れておかなければなりません。
『タケ小山のセルフマネジメントゴルフ』
スコアメイクのために、勇気をもって番手を落せるかどうかがスコアメイクの鍵かもしれません。
でも、月に一、二回のラウンドだから、「ティショットは思い切り振りたい」という気持ちになりますよね。
そんな方はドライバーで、早く地面に着地させられるような低い弾道の練習をしましょう。
■まとめ
『タケ小山のセルフマネジメントゴルフ』では、スキルアップ無しにベストスコアが更新できるヒントが盛り沢山です。
今回紹介したのは、ほんの一部。得する情報を知って、スコアアベレージを向上させましょう!
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