プレースタイルを見直す! スコアメイクの知恵(前編)


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「ショットの質は高くなったのに、スコアはまったく良くならない!」

このような悩み、ありませんか?

ゴルフって不思議ですよね。良いショットが打てるようになっても、即スコアに直結してくれません。

ところが、プレースタイルさえ変えれば、スイング技術が向上しなくても、スコアは良くなるんです。

アマチュアゴルファーがスコアを伸ばしたいのなら、スイングについてあれこれ悩むより、スコアメイクの方法について学ぶほうが、より効果的です。即効性があるので、時間もかかりません。

この記事では、すぐに実践できるスコアメイクの知恵について、書籍『球聖たちのゴルフレッスン』の中から紹介していきます。

読んで実践してみれば、すぐに好スコアにつながりますよ!

■オールドマンボギーが仮想の相手

『球聖たちのゴルフレッスン』の著者であり、アマチュアとして全英オープンの予選出場経験を持つ久富章嗣氏が推奨するのは、オールドマンボギーとゴルフプレーすることです。

オールドマンボギーとは、ボギー爺さん。毎ホールをボギーであがってくる仮想のマッチプレー相手です。

マッチプレーの相手がボギーなら、こちらもボギーでOK。

パーであがる必要はありませんが、ダブルボギーは絶対にダメです。

となると、安全第一。

すべてのホールでボギーオン2パットを目指すのです。

パーオンなど不要。

これが、『オールドマンボギーとゴルフプレーする』という意味です。

パーオンを狙ってのボギーはやっとのことでボギーになるわけで、最初はできたとしてもやがては破綻し、ダボやトリプルを打ち、大叩きもしてしまいます。苦しいボギーなわけです。しかし、私が提案するように、最初から3オンのゴルフを行えば、楽なボギーでプレーができるわけで、それがパーを呼び込むということなのです。

球聖たちのゴルフレッスン(著:久富章嗣)

自分の実力を客観視できないアマチュアゴルファーほど、どこの地点からでもパーオンを狙いがちです。

アマチュアゴルファーのパーオン率など高くないのですから、そもそもパーオンを狙うこと自体おこがましいのかもしれません。

ダボやトリプルなどの大叩きは、たいてい無理なパーオン狙いからくるものですから、ボギーオン狙いのプレーができると、スコアは必ず良くなります。

例えば370ヤードのパー4とすると、3打目を50ヤード以内から打てればいいと考えれば、2打で320ヤードを運べばいいのです。ですから1打あたりは160ヤードでいいことになります。

球聖たちのゴルフレッスン(著:久富章嗣)

「ティショットが160ヤード飛べばOK」だと、気持ちがずいぶん楽になりますよね。

確率を考えてプレーするのがゴルフですから、パーオンできる確率が低いのなら、はじめから狙わないでおきましょう。

私がボギーオンゴルフを試して感じたメリットは次のとおりです。

  • スイングがコンパクトになり、ミート率があがる
  • OBが減る
  • ガードバンカーに入らないようになる
  • 感情の起伏が穏やかになる

デメリットはなく、メリットしかありません。

その他いろいろと、新たな気づきも得られますよ。

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■安全エリアでプレーする

ボギーオンゴルフをするとき、久富氏がいうゴルフコースの4つのエリアについて、覚えておくと良いと思います。

ゴルフコースには4つのエリアは以下のとおりで、著者はそのうち、安全エリアでプレーすることを推奨しています。

【ゴルフコースの4つのエリア】

・危険エリア

→OBや池、林など絶対に避けなければいけないエリア

・欲エリア

→ついつい誘われるような、次打が楽になるエリア(たとえば、右ドッグレッグのホールの、右コーナーの先など)

・理想エリア

→そのホールのパー、またはバーディに近いとされるエリア

・安全エリア

→もっとも安心して打てるクラブで届く距離のフェアウェイ上のエリア

【4つのエリアとの向き合い方】

パーオンを狙うゴルフでは、「危険エリア」や「欲エリア」に打たざるをえず、うまくいかなければ次のショットでも無理しなければなりません。

それが続くと精神的にも疲れて、集中力も続きません。

逆に安全エリアをつなぐプレーだと、ナイスショット自体必要なく、そもそもボールをあげる必要もほとんどありません。

ユーティリティなどでポーンとアプローチのように打てば、150ヤードくらいは易しく飛びます。トップしてしまいボールがあがらなくても、ケガはしません。

精神的にも安定しますので、安全エリアでボールをつなぐボギーオンゴルフ、ぜひ一度試してみてください。

■まとめ

久富氏のレッスン書は、どれもスイングメカニズムなどの小難しいことは何一つなく、誰にでもすぐに実践できる内容ですのでオススメです。

球聖たちのゴルフレッスン』の中から紹介したい内容がまだまだあるので、続きは「後編」で書いていきます!

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